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2025年のテーマは「手放す」

こんにちは!2025年も明けてしばらく経ちましたが、この1年が多くの人たちにとって素敵な1年になりますように。さて、私たちは年末から年始にかけて、オランダ南部のLimburgという場所でゆっくりしてきました。

オランダ(に限らず多くの国々では)、年越しの瞬間に盛大に花火で祝います。この花火の品のなさ(すみません)と言ったら、呆れるくらいで。笑
私たちは年越しの瞬間はこの状況から「エスケープ」することを決めています。ということで、今年も例年に変わらず、エスケープしてきました。ドイツ在住の友人一家と一緒に過ごした年末年始。ちょっと体調を壊したりもしたのですが、なーんにもせずに、ただ室内でカードゲームをしたり、周辺を散歩したりして、ワイワイガヤガヤと楽しく過ごしました。


2024年はこんな1年でした

SNSに投稿したものをそのまま拝借すると…

🎍2025年も最小単位のwell-beingを中心に🎍
遅ばせながら、新年のご挨拶を申し上げます🎍
2024年の年末年始もしばらくSNSから離れてvakantiehuisでゆっくり過ごしてきました。

今回は、ドイツ在住の友人一家と国境付近で集合!
2つの家族が集まり、穏やかに過ごす年末年始は実に楽しいものでした。
テレビのCM、年末セール、初売り…雑音が一切なく、それだけでとても豊かでした。

振り返ると2024年は…
- オランダ生活5年目
- 夫婦で市民化テストに合格
- ヨーロッパ旅行15ヶ国目
- 祝ボランティア1年
- 結婚10周年、今が1番幸せ
- 家族の関係、パートナーシップをより豊かにできた
- 視察ツアーやその他でもたくさんの方々との出会いがあった
- 人類史や進化、歴史に関する本をたくさん読んだ
- 「足りている」という感覚を知識と経験から学んだ


という感じの1年でした。
…ということで2024年の学びから、2025年のテーマは「手放す」にしました。
具体的には、
- 1年を通して物を買わない
- むしろ1年をかけて物を捨てる、厳選する

というのを緩やかに進めていくことを決めました。

考えてみれば自転車もサブスク
車も必要な時だけ借りるシェアカー
資本主義から離脱して、不必要な消費を促さない生活を未来のために。
そんなことを意識して、コミュニズムを検討したいなぁ、なんてことを考えています。
新年最初に読み始めている本は、

資本主義の次に来る世界「少ないほうが豊か」である
“less is more - how degrowth will save the world”
ジェイソン・ヒッケル

2025年も、1番近くにいる存在にきちんと愛を伝える毎日を大切に重ねていきます。
さぁ、新年の仕事初めはフードバンクのボランティアから!
本年も三島家をどうぞよろしくお願いいたします。

…ということで、2025年のテーマは「手放す」です。
2024年、私は「足りている」という感覚を自然と手にいれることができました。それは、歴史や人類史の本を読み、その幅を現代の経済や現代社会が抱える課題に広げることができたからでした。フードバンクの経験も、現代社会の歪な社会構造を再検討するのに役に立ったと感じています。

上にもあるように、今年は私たちが生きるこの「資本主義社会」を再検討したいと考えています。ぶっちゃけ、私たちの今の生活は不必要なもので溢れかえっていて、ブランド物を買って人に紹介したり、今でも十分に物は足りているのに"より良い"暮らしを目指すための際限ない欲求で溢れています。

便利なものや、暮らしを彩るための商品が、地球資源を削りながら作り続けられているという現実を直視しない人たちによって資本主義は走り続けている。そして、地球温暖化とかSDGsとか、そういった類の言葉を使うことで「気にしている」ような気分になっている。

そんなことをじっくりと検討したのが2024年でした。
「もう、"気持ちよい言葉"で自分たちを誤魔化すのはやめよう」
40歳を前にして、厳しい現実をちゃんと直視できる人生にシフトしていきたいと考えました。

2025年もよろしくお願いします!

2025年は自分の内面としっかり向き合いながら、内なる成長にフォーカスする1年にしたいと思っています。物を減らして、本当に大切な物や人に囲まれながら生きられるように。

その中で「自分がちゃんと大切したいもの」に物質的にも、精神的にも向き合える1年に。

本当の豊かさとは何なのかという、こたえのない問いに向き合い続ける自分から目を逸らさない1年に。

皆さんにとっても、実りある1年になりますように。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。


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🇳🇱三島菜央<現地小学校TA/ET|元高等学校教諭>
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