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小豆煮はほろ苦く甘く、チョコレートの様に作るべき!


 
 
冬は寒い!だからこその楽しみを
 
「暑いですね〜。」という誰もをつなぐ夏の一声のように、
「寒いですね〜」が会話のきっかけの季節が続いています。
 

真冬といえば!の食は沢山あります。
 
個人的にはゆり根やたらの白子、牡蠣フライ。
お餅やみかんなど、昔ならこたつで頂いていたものたちも楽しみではないでしょうか?
 
 
今日は一年中手に入るものの、冬に特に食べたくなる小豆煮を、
黒糖など砂糖で煮ていくタイプと米麹で発酵させて砂糖を使用せずに甘くするタイプの2種でお届けしたいと思います。
 
ぜんざいの主役である「小豆」は、大豆や黒豆、ひよこ豆など、多種多様な豆がある中で、家庭でまず初めに取り入れやすいお豆としてご紹介したいものです。
なぜなら、他の豆類と違って浸水の必要がないからです!
 
研究によると表皮からの給水がある他の豆と違い、小豆は給水口からのみ給水される豆だそうで、そのため、逆に浸水を行なってしまうと、給水ムラが出来やすく、煮上がりもムラになりやすい性質だと言われています。長年小豆を煮続けた経験から、浸水なしで煮るほうがずっと楽で、失敗がないですので、ぜひ信じて行ってください。
 
よし、作ろう!と思った時にすぐ作り始められるのは、お料理のハードルをぐっと下げてくれますね。
 
さて、話を小豆の煮方に戻していきますが、
小豆、水、砂糖、塩、その4つをまず用意しましょう。
全て乾物という、世にも素晴らしいスイーツである!ことを改めて感じますね。
豆というのは国際的な視点から言うと比較的おかずになることが多いものですが、私たち日本人は、アジア諸国の一つとして、小豆という豆を昔からデザートにしてきました。
 
また小豆の「赤色」というのは、日本でも縁起のいい色で、お祝い事には赤が掲げられます。



 
昔の日本は、戦争がゆえに貧しかった時期が長かったのですが、そんな時でも、庶民の大切なお祝いには、縁起のよい「赤色」の小豆と当時高価であったお砂糖を奮発して、子どもの成長を願って、夢見て、親はことことと小豆を煮てふるまい、味わったのでしょう。
食でお祝い事を表現するというなんとも趣深い手法だと思いませんか。
 
 

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渋谷区にあるレストランHITOTEMA。お店の名前であるひとてまは、「ひとてましかかけずに美味しいものを作り出したい」という思いと、「作ると食べるが最も近い場所」「人と人の、手と手のあいだ」という意味の二つがあります。 子育てをしながら仕事を続ける中で、トライ&エラーを繰り返してきました。私自身の、嘘のない気持ちで「これはいい!」と思うものだけを掲載します。

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「HITOTEMA」は、2014年にスタートした渋谷区にある週一回のみオープンするレストラン。そんな変わった業態でお店を続ける中で、お客様…

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