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[hey] WORK LOCALの裏側

昨日、半年ぶりにnoteを書いたら、「文章が固い」「他の人が書いてるのでは」「人間味が減ってる」などと複数から指摘を受けましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。完全に自分で書いたものの、振り返るとあまりに文章を書くのが久しぶりすぎて、ちゃんと書かねばという気負いがあったことを反省しました。今日は2日連続ということもあって、気ままに書きます。 

一昨日、好きな街から働ける「WORK LOCAL」という制度を発表しました。

これは昨年8月にすでに社内展開していたものでしたが、もともと社内に出していたのは「コロナリスク軽減後のはたらきかた」というものでした。それを「WORK LOCAL」という名前にしようと思ったのは、思い入れと一貫性を作りたかったからです。

「コロナリスク軽減後のはたらきかた」と言われても、みんな積極的に発信したくはならないでしょう。そういう意味で、制度や取り組みに対しての取り回しっていうんですかね、名前をつけることによるポータビリティみたいなものをいつも意識しています。認知され、使われないと、意味がないので。

一例を上げると、heyにはこんな感じの制度や取り組みがあります。大文字小文字の違い等は言葉の開きや全体の文字感で決めていますが、名前にはちょっとしたこだわりが。

・Hello hey(通称:ハロヘイ)
heyの開始直後からずっとやっている会社説明会
・Welcome to hey(通称:ウェルヘイ)
入社後のオンボーディングプログラム
・hey Standard(通称:ヘイスタ)
目標評価制度
・STORE Visit 
STORESブランドの利用だと毎月どこででも5,000円支給
・nominee(ノミニー)
一緒に働きたいかもと思うひととの食事代を1人1万円支給
・Fun for Family
二親等以内の家族をサポートする各種制度

そして、それは「WORK LOCAL」も同じです。

この2年、コロナによって、私たちの生活も、オーナーさんのお商売のあり方も大きく変わりました。そんなオーナーさんの役に立とうと、hey自身もリスクを取ることに決めたのもまたコロナ開始直後のことでした。そうして多くの投資家の方々から資金をあつめ、たくさんの仲間を募り、1人でも多くのオーナーさんにサービスを届けようと事業を加速してきました。

その結果、2年の間に、EC、決済に加えてレジのリリースがなされ、予約(旧Coubic)のチームが仲間に加わり、「お店のデジタルまるっと」に少しずつ近づいてきています。また、都市圏のデジタルネイティブに近い層というオーナーさんの属性が変化し、STORESは全国各地でお商売される方々に届くようになりました。

そのような私たちのオーナーさんはじめ、たくさんのお商売が街の中で営まれ、私たちの生活を豊かにしてくれています。その地域の空気は、そこでどんなお商売がなされているか、どんなお店があるのかの影響も大きく、そして、それが地域によって違うから面白い。それぞれの地域にはそれぞれのJust for Funな経済があります。

そう考えると、全国各地にいる、いま、自分たちが多少なりとも支え、そして自分たちを支えてくれているオーナーさんの近くで暮らし、そこからの学びを知見として持ち寄ったほうが、私たちは長期的に正しい答えを導けるだろうとなと。多種多様なローカルに暮らす、というのはとても大事な視点を得られることは大事な気がしています。

とはいえ、heyはとても変化の大きい会社です。増え続ける新しい仲間と新しいサービス。ステージがどんどん変わり、時間が立てば立つほど難しくなっていく問い。複雑性の高い環境の中で、個々に背中を預けて卓越した信頼関係を構築し、圧倒的なクリエイティビティを持って、たのしくオーナーさんの課題をどのように解決していくか。これもまた大きな課題の1つです。

結果的に、私たちはリアルも組み合わせる、という選択を取りました。顔を合わせてはたらくことが生み出す価値を信じているというものでもありますし、やるからにはその価値を最大化して利用する必要があるというものでもあります。居住地はどこでもOK。交通費も月15万円まで支給。飛行機通勤も可能。家をオフィス化いただいているのもあり、毎月1万円をホームオフィスサポートとして支給。ただ、チーム成果の最大化のために、オフィスにも投資をして、顔をあわせることを組み合わせる。そんなことを意思決定しています。

採用活動などにおいて競争が激しい中、自分たちを選んで、あるいは選び続けてもらうことが難しい時代ではありますが、自分たちらしい形で、何らかの意志を一貫して持ち続けたいと思います。

とか書いてみたけど、まだ固かったかな…。

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