2024年出会えてよかったランジェリーブランドの話
明けましておめでとうございます。
昨年、久しぶりに心がふわっとトキメクランジェリーブランドに出会いました。今日はその話をしたいと思います。
今年はnoteも更新するので、noteでも繋がって頂けたらうれしいです^^
そのブランドとはフロラーレリュクス(FLORALE LUXE)
2024年3月に誕生したフロラーレバイトリンプのプレミアムラインです。
2023年末のInstagramにも「この時を心待ちにしていました・・・!」と投稿したのですが、以前からトリンプから大人の女性が日常的に着けられるラグジュアリーラインが出ないかな~と思っていたのです。
というのも・・・昨今ラグジュアリーブランドが次々と終了、百貨店での取り扱い終了、日本撤退を発表しています。
新しいブランドが次々と誕生してはいるので新時代を感じる嬉しい反面、美しさと快適さを兼ね備えたラグジュアリーブランドが減っていることにランジェリーラバーとして寂しさを感じていました。
フロラーレリュクスに出会えてよかった3つの理由
ランジェリーラバーとして「フロラーレリュクス、好きだなぁ」という気持ちもありますが、今日はランジェリースタイリストとしてフロラーレリュクスが誕生してくれてよかったと思う3つの理由をご紹介します。
①子育てが一段落した大人の女性が着けるラグジュアリーブランドを。
ランジェリースタイリストとして、講師としてお客様に接していると
子どもに手がかからなくなったから『自分の為に、気分が上がるランジェリーを選びたい』『ランジェリーを学びたい』とおっしゃる方が一定数います。
子育てが一段落した大人の女性を40代~50代と仮定すると、多くの場合20代~30代の時とは体型が変わっています。
また、ランジェリーに求めることも若い頃や、出産前とは変わっていて
これまでに出会ったお客様方は、ブラジャーの場合ほとんどの方がデザインなどの見た目の好み以上に、脇や背中のお肉が気にならないことや
1日着けていても不快感のない着け心地の快適さを求められます。
ノーブラやブラトップは本当に快適?
ゆるければ楽で快適と思う方も多いと思いますが、
本当に快適なブラジャーとは、体(バストだけではなく、脇や背中)にぴったりフィットし、体を動かしてもズレずにバストを心地よく支えてくれるものです。
ノーブラやブラトップよりも、ブラジャーを着けている方が楽!という方も実は少なくないんですよ^^
では、この快適さは何からつくられているのかというと
パターン(ブラジャーの型)、素材(生地やレース、ホックやカン)、縫製など複合的な要因でつくられます。
これらは熟練の技術やノウハウの蓄積によってつくられるものなので、体にフィットした楽さを実現できるメーカーは限られます。よって、冒頭の「トリンプから大人の女性が日常的に着けられるラグジュアリーラインが出ないかな~」という発言に繋がったのでした。
インポートランジェリーがあるじゃない!?
大人の女性が選ぶブランドとして、老舗のインポートランジェリーブランドという選択肢もあると思いますが、
私の実務経験上、普段日本のブラジャーやブラトップを着けている方の場合、造形性の低さ(バストやボディメイク力)や日本のメーカーとの着け心地の違いに慣れないと思う方も少なくありません。
ランジェリースタイリストがお手伝いさせていただけるのであれば
※第2のファーストブラに、インポートランジェリーというのもありですが
知識なく、ご自身で選ぶのは至難の業。
だからこそ、日本のブランド・日本のサイズで大人の女性が着けるラグジュアリーブランドがあったらいいな~と思っていたのでした。
※第2のファーストブラとは?:子育てやお仕事が一段落し、消耗品・日用品として選ぶブラではなく自分の為に選んだブラのこと。と私が命名しました!
②これからランジェリーを好きになる子どもたちが憧れる、日本で買える日本のランジェリーを。
私がこの仕事をすることになったのは、子どもの頃にランジェリーに憧れたことがきっかけなのですが
(余談ですが、晋遊舎LDKにてその経緯を誌面にてマンガで紹介してくださいました!感激、宝物。)
はじめてランジェリーに出会ったのは、小学生でまだジュニアブラを着けていた頃。それから中学生になり、近所の量販店でお小遣いで下着を買い、
高校生になり、バイト代で渋谷・原宿にランジェリーを買いに行きました。
大人になってから(18歳~)は、勇気を出して伊勢丹新宿店や新宿高島屋などの百貨店の下着売り場に行き、普段買っている10倍くらいの価格の芸術品のようなランジェリーがあることを知ります。
(当時で言うと、ラペルラ、オーバドゥ、リズシャルメル、トレフル、スタジオファイブ、ワコールディアなど)
そして、こういうランジェリーを買える、似合う大人の女性になることを1つの目標とし、自己研鑽してきたという思い出があります。
これから大人になる皆さんの中にも私と同じような経験をする方もいるでしょう。若い人たちがランジェリーに興味を持ち、ラグジュアリーなランジェリーに憧れた時、憧れのランジェリーブランドリストの中に日本のランジェリーブランドがたくさん入っていたら素敵だなぁと思うのです。
③日本のランジェリーをもっと伝えていきたい
最近、日本ランジェリースタイリスト協会として
日本のランジェリーについて海外の団体と話をする機会がありました。
この時は軽い打ち合わせなので、ガッツリプレゼンしたわけではないのですが、もし今後海外へ向けて日本のランジェリーをプレゼンする機会があるならば
日本のランジェリーは世界一素晴らしいと胸を張って言いたい。
日本のランジェリーは品質がいいというけど
品質だけじゃない、デザインも着け心地もボディメイクも完璧で
そのランジェリーを着けるだけで、そばに置いておくだけで、あなたの人生はもっと輝く。それが日本のランジェリーです。と自信を持って言いたい。
(もちろん、今までもたくさん素敵なブランドがありますが、素敵なブランドはどれだけあっても嬉しいですよね)
そんな3つの理由があって、
フロラーレリュクスのようなブランドが誕生してくれてよかったなと思ったのでした。
フロラーレリュクスは日本のランジェリーブランドなの?
先程から『日本のランジェリーブランド』という表現を使っていますが
フロラーレリュクスをつくっているのはトリンプで、トリンプはスイスが本社のランジェリーメーカーです。
ですが、トリンプのイチブランドである『フロラーレ』は2016年に日本で誕生※し、フロラーレのプレミアムラインであるフロラーレリュクスも日本限定で販売されています。
(デザインされているのも日本人のデザイナーさんです)
※現在フロラーレはヨーロッパやアジアでも展開
日本で企画され、日本に向けて販売されているブランドであること
商品自体、ランジェリースタイリストから見ても日本人の大人の女性に向けたものであることから日本のランジェリーブランドという表現をしました。
終わりに
フロラーレリュクスのデビュー時の展示会で聞いたこんな言葉がとても印象に残っています。『FLORALE LUXEは何十年先に見返しても宝物に感じられるようなランジェリーをお届けしてまいります。』
Tシャツブラのようなシンプルでらくちんな下着が増えている昨今。
そのようなブラはお洋服を選ばず着られて、サイズ選びが簡単な商品もありそれはそれでよいこと。だけど私たちのランジェリーライフには
それだけではなく心が潤う、持ち主が宝物に感じられるランジェリーが必要だと思います。
そのような理由から、2024年出会えてよかったランジェリーとして紹介させていただきました。
フロラーレリュクスの最新コレクションは以下のリンクよりご覧いただけます。
あなたが宝物に感じられるランジェリーと出会えますように^^
今年もよろしくお願いします。