タロットって何だ?
小学生のころタロットに興味を持ちましたが、書店で入手したものが自分の気に入った絵柄でないこと、使い方が難しく、理解できなかったことからすっかり遠い存在になっていました。
最近になりトランプに興味をもちオリジナルで作ってみたところ、諸説あるようですがトランプとタロットカードの関わり等を知り興味を持つことになりました。
強烈に惹かれたのが中世フランスで作られたマルセイユタロットです。
元々ブリューゲルやボッシュなど中世の絵画が好きでしたので怖いような神秘的な絵柄が私には魅力にうつりすっかりタロットの魅力にはまってしまいました。知れば知る程、奥が深く、ぬけだせない沼にはまってしまいました。
そのように絵への好奇心から入った者ゆえに、占いが苦手な方には身近に感じてもらえるかもしれないし、タロットに精通している方からしたら、身の程知らずで大変恐縮なのですが、、、、、、
よく、タロットって何だ?って聞かれます。今の自分にはきちんとした正解は答えられないかもしれませんが、占いとは別の視点から答えられる範囲で簡単に感じたことを書いてみますね。
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タロットカードについて誤解している人が多いような気がします。胡散臭い。気味が悪い。絵が怖い。信じない。呪われそう。と言われたことがあります。(逆にその神秘性が魅力だったりもしますが。)
タロット=占い=胡散臭い?的な図式ができてしまっているようです。占いといえばあなたの将来は、、、ズバリ!みたいな人が人気だからでしょうか。霊感商法のような人がいたり関わると恐ろしそう。めんどくさそう。
占いやスピリチュアル的な世界の言葉の表現にも抵抗がある方も多いのではないでしょうか。そのような言葉を使わずに私の感じた事を客観的に述べるだけにします。
今後深く知っていくうちに変わるかもしれませんが、今のところは「ちょっとした心のお手入れ道具」かなと感じています。昔の人からの人間観察についての伝承で、思考を切り替える為の知恵なのではないか、と考えています。
悩みで閉塞感を感じる時、1人でじっとしていると無限ループにハマりますよね。別の考え方、助言がきっかけでスイッチを切り替わることが出来る。
または身近な人に打ち明けられないような悩みをただ単に誰かに聞いてほしいだけだけど、何もないと話しづらい。カードを媒介にする事により照れずに本心をさらけ出し向き合える。
そんな役目を果たしていたのではないかしら。絵柄事態にも色々な種類の人間模様や心理描写が描いてあって、言葉を引き出せるようになっている。昔も今も人間は変わらない部分があるのが面白いです。
■カードに問いたいフラグをピンと立ててみる。
いままで漫然と放置していた課題をより課題として強く認識する。
意識改革。解決するんだ、という意志の確認。
■偶然(か必然か)出てきたカード
■パズルのように頭の中で何を意味しているのか、脳みそを総動員して組み立ててみる。
■またはカードリーディストの閃きと言葉がきっかけになり相談者に名案が浮かぶ。
■ それが解決へ向かう躍進力になるのではないか。
この一連の作業は、ただ漫然と暮らしていたら出てきません。
自分だけで考えることは、予定調和になります。偶然出てきたカードは思いもよらないので、脳内スイッチが切り替わるのだと思います。
絵筆や画像ソフトもただの道具。それをどう使って絵を描くのかが問題じゃない?ナイフもただの道具。どういうことに使うかが問題じゃない?
まずはお気軽に、気に入った絵柄のタロットを手に入れて本などで調べながら見てみてはいかがでしょうか。
誰かに見てもらう場合は、本心をさらけだすことになるので信頼できる方に見てもらう方が安心かもしれません。
少しでもタロットカードに興味を持っていただけたら嬉しいです。
そんなことを考えてみました!
それではまた!