本と映画は栄養剤
美味しい物は好きだけど、それほど食べることに興味はないようなのです。
読むこと観ることには、尽きぬ想いがあり、私の生きる栄養剤になっています。
またまた、いい本に出会いました。
一つは、街の本屋さんの話。我が街も本屋さんが消えて、駅ビルの大手の書店だけ。
この本は、ユニークな個人経営の地方の本屋さんの、起業から、発展を繰り広げ、社会現象までになって、営業を閉じるまでを、ご本人がありのままに綴ったドキュメント。
たかが本屋、されど世の中にあるべき本屋。
地域に一軒の本屋がない所があることが由々しき社会問題になっています。
本が売れない読まない時代。
電車の中で本を読んでいる人はめったにいない。
だからって本屋がなくなっていいのか。
本好きの方、ぜひこの本をお読みいただきたい。
本屋は社会とどう繋がっているのか。
ヒシヒシと、心に刺さるように伝わってきます。
もう一つご紹介するのは、
映画監督の西川美和さんによる映画制作の企画、準備、原作からの脚本作り、役者とのやり取り、撮影に至るまでのドキュメントです。
映画は「すばらしい世界」
役所広司主演 2021公開
原作は佐木隆三の「身分帳」
第76回毎日映画コンクールで受賞。
映画制作、脚本作りの実状が伝わってきて、ワクワクしました。
私はやっぱり脚本が好き。脚本家になれてよかった。また脚本が書きたくなりました。
本を読んで、新たに栄養が補給されました。
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