永遠の定番~劇場後のお愉しみ~
上野、東京文化会館に久しぶりにバレエを見に行きました。随分長らく来ていなかった場所です。
演目はベジャール振付の『M』、小林十市が踊る「シ」のイメージが今も鮮明な作品です。
(作品についてはHPに後程アップ予定です)
東京文化会館公演のマティネの後は坂を下っておやつを買って帰るのも愉しみの一つ。
祖父が良くお土産に勝手きてくれた "うさぎや" のどら焼きです。
これは私にとっては永遠の定番のようなおかし。いつ食べても美味しいのです。
三笠と呼ばれることもあるこのお菓子、"うさぎや" さんのは皮の程よいしっとり感と、水分が多めに作られた餡がもう本当に絶妙なのです。できたてが一番美味しいので持ち帰ってすぐいただきます。
これは好みの問題だと思いますが、皮の水分が時間ごとに蒸発し、餡の水分がそれに代わって行く感じ。
私は両方がたっぷり水分を含んだ状態が一番好きです。
さいきんはカフェも始められたようですが、まだ行かれていません。
この日は友人と近くの昔ながらの珈琲がしっかり美味しい喫茶店「珈琲処 ボナール」でバレエ談義、ダンス談義に花が咲きました。こうした楽しみが戻ってきたのは嬉しい!
やっぱり公演後のそうした時間は劇場体験をより豊かにしてくれる時間ですから。
ちなみに、たまたまですが、喫茶店の名前ボナールは画家ピエール・ボナールにちなんでいるそう。ボナールはバレエ・リュスの『ミューズを導くアポロ』の美術も手掛けています。バランシン・トラストが許可しないのでその美術のバージョンは今では幻なのは残念。
ありがとうございます。 欲しかった本やプログラムを購入し、Ballet Collectionの充実に励みたいと思います!