貴重な映像も沢山のバレエ・スエドワイメージ
バレエ・スエドワはパリに大旋風を巻き起こしたスウェーデン貴族ロルフ・ド・マレが率いた私立バレエ・カンパニーです。
1920~1925年と短い期間でしたが、画家藤田嗣治、フェルナン・レジェ、ポール・コラン、作曲家コール・ポーター、エリック・サティ、文学者ポール・クローデル、ジャン・コクトーらが参加したバレエ団でした。
バレエ・リュスの最大のライバルともなったカンパニーです。
今、パリにはおしゃれなマレ地区にスウェーデン・インスティテュートがありますが(カフェも素敵で案外穴場です)そのサイトにこんなバレエ・スエドワにまつわる映像が公開中です。
展示される時には見られないバレエ・スエドワで全ての振付を手掛けたジャン・ボルランが身に着けた衣裳の内側や構造が細かく見られたり、ロルフ・ド・マレがパリ滞在時に暮らした家(現存しています)やそこからの光景(それもきっと植物以外は以前のまま)をみることができる貴重なもの。
バレ・スエドワの実際の振付の映像もありますし、是非ご覧になってみて下さい。
ストックホルムやパリでお世話になった方々が次々登場するのも個人的にはポイントで、行きたいな、再会したいな、と思ってしまいます。
1時間近い動画ですが、貴重なイメ―ジやエピソードが山盛りなので(マレの手帳が画像で公開されるのは初めてではないでしょうか)とてもおすすめです。
黄金週間の隙間時間にでも是非!
P.S. ヘッダー画像の背景はパリ・オペラ座の旧図書&閲覧室(現在は衣裳や小物が保管され、一部の書籍も書棚にあります)、現在の閲覧室も映像にうつっていますが、こちらは撮影禁止なのでこれも貴重です。こうやって映像でみると改めて素敵な空間だなぁと思います。また通って調べものしたいなぁ。
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ありがとうございます。
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