変わったお茶。~その18~
変わったお茶シリーズ、少し久しぶりになってしまいました。
ゲランは大好きで、化粧品を使い始めてほどなく愛用し始めたいくつかは今でも使い続けています。
そしてゲランの香水MITSUKOは実はディアギレフが愛用していた香水だったります。
そんなバレエにも関係のあるゲラン。
紅茶も出しています。
今は休業中ですが、シャンゼリゼ通りのゲラン本店の地下にあるレストラン ”Le 68” はちょっと秘密にしておきたいような素敵なレストラン、しかもパリにありながら一人で(ランチなら)食べる人も多くてシャンゼリゼなのにこの繊細な味と盛り付けなのにこのお値段でいいの?という嬉しいお店なのです。
劇場へ行く日々だとなかなかディナーがしっかり楽しめないという悲しさがあるシアター・ゴーアーとしてランチは時々ちゃんと美味しい繊細でうっとりできるものが食べたい。そんな時こちらだと大好きなコスメも試せて、買えて、ランチもできる(お茶ももちろん)という素敵な空間。エレガントでありながらモダンで、「今」のパリがいつも体験できる気がします。
コスメやゲランの話は別の機会に、タイトル通りに紅茶のお話し。
ランチをいただいた際に食後の飲み物にこちらのフレーバーティーを提案され、その場では赤いフルーツのシャンパーニュジュレがけに合わせて「ラ・プティット・ローブ・ノワール」をいただいたのですが、買って帰ったのは「シャリマー」。
とても珍しい香調で、ブラックティーが2種、そこにグリーンティーにヴァニラ、ベルガモット、シナモン、ラベンダー、カルダモンという組み合わせ。
ブラックティー自体がブレンドされているので独特の奥行のある少しスモーキーさも感じる味わい、さらに柑橘が少しとウッディさがカルダモンで加えられて、確かにイメージは「シャリマー」の世界。これは断然ストレートでいただきたいお茶。
次いつ買えるか分かりませんが、また他の香りも飲んでみたいなと思っています。香水会社のつくる紅茶は実はあまり多くないのではないかな、と思います。
ありがとうございます。 欲しかった本やプログラムを購入し、Ballet Collectionの充実に励みたいと思います!