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軽井沢のパン~ツートップ~

昔からパン食メインの軽井沢。
ツートップは今や沢山の支店を持つ「浅野屋」(創業1933年)さんと、1店展開を守っている「フレンチ・ベーカリー」(創業1951年)は間違いがないでしょう。
*サイトには「フランス・ベーカリー」袋の表記もそうなのですが、どちらが正式名称なのかしら。家では「フレンチ・ベーカリー」と呼んでいますけれど。

「フレンチ・ベーカリー」は某ビートルズの方がバゲットを買ったのが有名ですが、英国人が愛したバゲットという売りが昔からどうも腑に落ちないのですけれど…。

むしろここは「子供ぱん」と呼んでいるふわふわパンがお勧め。正式名称は「パンロール」だそう。知りませんでした…。
このパンは当日限定。翌日はぐっと味が落ちるので焼き立て、買いたてを是非!
安定の美味しさで、懐かしくまるほんのり甘いパンです。
6つになっているのを手で取り分けるのも懐かしさ満点。
もう一つ、祖母も好きでしたし時々無性に食べたくなるのが塩クロワッサン。名前の通り塩がアクセントのクロワッサン型だけれど、いわゆるクロワッサンとは違う独自商品。こちらもロングセラー商品です。

「浅野屋」さんは30日食べても飽きない「シャンピニョン」という名のバゲット生地のパン。この上のところをパリっと剥がして美味しいバターだけをつけてパリパリ食べて始まる朝は気持ちのいいものです。

生地は外がしっかり焼けていて、中はしっとり。
私はハード系バゲットが好きなので「Bien cuire」=良く焼けたもの、を頼みます。

この時期だとアップルパイも美味しい。アーモンドフィリングと2週間でリンゴの種類が変わっていく少しフレッシュさが残るフィリングはなかなかのボリュームですが美味しくてさらっと食べてしまいます。

あと、個人的には今年初めて食べたソーセージパン、いつも食べないタイプのパンなのですが、ソーセージとチーズがちゃんと美味しくて、温めて食べると絶品。ちゃんと美味しい大人が食べられる食事パン。

そういえば、大分前の大きな台風。
軽井沢駅を降りたら忘れられない生木の香り…そして町中に響き渡るチェーンソーの音、道に倒れる大木、雲場の池のほとりの木も根からバッサリ池に向かって折れていました。
そんな中、話題になっていたのは「浅野屋」さんの石窯パンが本当に石窯だった、ということ。

「?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
大きくそれを謳っていたわけではないので、本当に石窯なのかな、どうなのかな?と思っていた人もいたのです。それが台風でガスも止まる中、パンを焼き続けられたということで、スゴイね~と話題になりました。

改めて食べて見たら、石窯焼きパン(これは大体入っておくの右手の棚ですが、お店の方にどれがそうか聞いてみてください)のぎゅっとフルーツが入ったものなど美味しいのが沢山。
焼き立てはもちろんですが、少し日がたっても表面をカリっとトーストしてリコッタチーズやクリームチーズをのせて食べるのも好き。

是非お試し下さい。

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