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ソーシャルディスタンス・バレエ新作誕生。
国立オランダバレエ団(Het national Ballet)が本当にソーシャルディスタンスをとって作ったバレエ映像を公開しています。
本格的に作られた映像もスタイリッシュ。
映像は劇場外もある作りで短いですが作り込まれています。
パッチワーク・デニムで作られた直径3mのチュチュ、ソーシャルディスタンスで並ぶ演奏家たち、これまでには考えられなかった事がクリエーションとして成立することを見せてくれている感じ。
そして、舞台としてもこれなら見てみたいかも、と私は思いましたが、どうでしょうか?
G-STAR RAW というアムステルダムのジーンズをメインに展開しているファッション・ブランドとのコラボレーション。日本にもストアがあるのですね。
デザインはブランド、衣裳製作は劇場の衣裳部とクレジットされています。かなり早いスピードで形になっているのも素晴らしいですね。
振付はRemi Wörtmeyer、バレエ団のプリンシパルで振付家。
出演はフィンランド出身のKira Hilli と オランダ出身のManu Kumarで共にバレエ団の群舞の次の階級「Élève」(日本語に直訳すると生徒、ですがアンダー・スタディのような存在と考えるといいのかなと思います)
音楽はカルテットとDJがこれも「かっこいい」感じで仕上がっています。
ちなみにこのバレエ団、第二次世界大戦後の1947年に結成された若いバレエ団で、オペラ・ハウスがオープンしたのは1986年。そんな組織の新しさも今回のスピーディーな作品への状況の反映と関係があるのかも。
それから、このバレエ団映像でも「ソーシャル・ディスタンス」ではなくて、「セーフ・ディスタンス」と言っていますが、こちらか「フィジカル・ディスタンス」という言葉の方が的を得ている言葉だと思うのですけれど…。
P.S. すき♡100いただき、感激です。ありがとうございます。
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