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ショコラ・ショーあるいはホット・チョコレート☆
ロマンティック・バレエ時代のバレエのタイトルには「○○あるいは○○」というタイトルがしばしば登場しています。
今でも上演される(正確にはマリウス・プティパによって改編されたバージョンですが)『ジゼル』も当時は『ジゼル~あるいはウィリたち』というのがタイトルでしたし、『コッペリア』は『コッペリア~あるいはエナメルの眼を持つ乙女』が正式タイトルでした。
ふと思いついたタイトルからそんなことを連想しました。
本題はホット・チョコレート。
最近はフランス語のショコラ・ショーと書かれているメニューもありますが、どちらも同じもの。
昔はココアと呼ばれていたものよりチョコレート感が強いものを日本では言っているような気がします。
パリの朝食ではどんなところでもコーヒー、紅茶、チョコレートから選べます。劇場の演目の関係で行くパリは冬がほとんど。朝は寒いので、やっぱりチョコレートが一番の選択肢になります。
書店歩きや美術館巡りの合間に立ち寄るカフェでもショコラ・ショーかヴァン・ショー(=ホット・ワイン)のどちらかをよく飲みます。
そして家でも紅茶、コーヒーに加えてショコラ・ショーはよく作る飲み物。そのために小さな琺瑯の片手鍋も持っている位。
ミルクを沸騰する寸前まで沸かして火を止めて純度100%のココアとお砂糖を角砂糖一つ程度入れるという簡単なつくり方で飲むことが多いのですが、正式にはココアパウダーを練ってから作るよう。
すぐ飲みたいなと言うことが多いのと、簡単でも案外美味しいのでそのままになっています。一度は近く「正式」につくってみたいなと思っています。
ココアパウダーは常備していますが、時々チョコレート屋さんで売っているショコラ・ショー専用のフレーク状のものを使う事もあります。大好きなマルキ・ド・セヴィーニェのものやメゾン・ド・ショコラなど色々購入してみましたが、その時々に欲しい甘さの調節や香りなど考えると結局ココアパウダーに戻ってきてしまいます。
フレーバーも変えられるますし。
クリーマーで簡単に混ぜてふわっとした表面も作れるのでお気に入り。
といいつつ、こんな簡単なものを見つけてしまいました。
いつもコーヒーを買う鎌倉のアジア商会(「舶来屋さん」っぽい作りと品ぞろえで便利で大好きなお店)でコーヒーを挽いてもらっている時にレジに置いてあったのです。
ミルクを温めたらこれでくるくる混ぜるだけで作れる優れもの。
香りはもちろんパウダーにはかないませんが、簡単で楽しいのでたまにはいいなと楽しんでいます。
1箱にビターとスィートの両方が入っているのも嬉しいポイント。
お値段もとってもかわいい商品です。
ロマンティック・バレエ時代のダンサーが飲んでいたのはきっともっと濃厚なきちんと作ったものだったはずですけれど。
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