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不登校息子に声をかけて

息子に声をかけてくれる人を必死に求め続けた。
もともとおしゃべりな子。きっと誰かのことばが響くと信じて。

塾の先生からの声は息子に届かなかった。
誰だったらいいの、と悩んだ。
不登校から1カ月半ほど経った12月。

小学校1年生からお世話になっていた、サッカーのコーチはどうだろう。
6年間お世話になっていた。とはいっても、週1回だけだったし。
コーチは、いつも子供たちに寄り添ってくれるひと。

思い切ってレッスン終了17時に合わせて、一人でコーチを訪ねてみた。
久しぶりに、訪ねただけでコーチは察してくれた。
「○○、なんかあった?もしかして学校行ってない?」
コーチが知っているはずはなかったけど、ドンピシャ!

学校行っていないこと、部屋から出ないことを聞いてもらった。
夕方暗くなってからだと、外に出ると伝えると、
用事を済ませてから、また戻ってくるから「○○連れてきて」と言ってくれた。

息子を散歩に誘って、コーチとの待ち合わせ場所に。
しかし、コーチがいなかった。
同じ場所を周り続けると、息子も気が付いたらしく
「誰かと会わせようとしているでしょ?帰る」と言い出した。
コーチは向かっているはず。
このまま、息子を帰宅させたらコーチに申し訳ないし、
息子のチャンスも失う気がしてこの機会を逃したくなかった。
息子に「コーチと約束している。コーチは心配して来てくれる」と話した。
「嫌だ!帰る」と怒り出した。
「でも、誰かに聞いてもらいたいんじゃないの?苦しいんでしょ?」
こんなやりとりが、続いているとコーチから電話が。
息子が電話中に走り去るかとヒヤヒヤしたが、
そこにいた。
 
 コーチは車が止められなくて、今近くにいるからと、走ってきてくれた。コーチの姿を見た息子は逃げようと走り出した。
しかし、コーチが追いかけ息子を抱きしめてくれた。
息子は号泣した。
わたしも感謝で涙が出た。
コーチは息子を抱きしめながら、「お母さんは帰って待ってて」と言ってくれた。
何を話すのか気になるし、心配だったけど帰宅した。
1時間ほどするとコーチから今帰りました、と電話が来た。
色々息子と話し、思いを聞いてくれたようだけど、コーチは話さなかった。
でも、小学生のときと同じように毎週コーチに会いに来ることを約束をしていますと、伝えてくれた。
 帰宅した息子は気恥ずかしそうだった。
久々に、怒って泣いて、ホッとして、ずっと我慢していた感情があふれ出したのだから、気恥ずかしいだろう。
「来週もコーチに会いに行くことになった。」とボソッと言った。

 1週間後になりコーチのとこ行くの?と聞くと、「気まずい。でも、約束したし」と。
気まずいのも、わかる気がする。小学生のレッスン終了時に合わせていくのだから、小学生がたくさんいる。
「じゃあ、一緒に行くよ。」と声をかけると、安心したように一緒に外に出た。

 コーチと1週間どうしていたかなど話していた。
タイミングが年末だったから、翌週はもう冬休みでしばらくコーチが来ない。
コーチは「3学期から学校行けたら行きなよ。でも行かなかったらまたコーチのところにおいで」と言ってくれた。

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