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スリランカに行った訳。

4泊6日でスリランカに行ってきました。

今回の出張も、将来的な海外人材の受け入れの準備段階で、
初回のベトナム、前回のインドネシアに続き、3回目の視察となります。

【スリランカに到着】


出張前日に成田入りし、成田空港から9時間以上のフライトを経てスリランカに降り立ち、車でホテルまで移動し、初日は終日移動でした。

今回のスリランカ視察ツアーは株式会社ケアビジネスパートナーズさまが企画され、立命館アジア太平洋大学 サステナビリティ観光学部の教授でスリランカ出身のニシャーンタ先生のご協力もあり、様々な場所を訪れることができました。

【ニシャーンタ先生と】

 現地では、グリゾン送出機関や研修施設、海外雇用関連の行政統括窓口である海外雇用局(SLBFE)や金融機関、大学などの視察やディスカッション、夕食会に参加しました。

その中では、生徒さん達との交流や模擬面接もおこないました。
生徒さんと直接話をする中で、日本に対する想い、日本で働く覚悟などを生徒さん本人の口から聞くことができた事は大きな刺激となりました。

スリランカ人がもつ日本のイメージを聞きました。
①輸入されている日本車を使用しており、親しみがある 
②同じ仏教国である
③安全である
④四季がある 
⑤親切なイメージ

円安の日本で働くということは損得勘定だけで判断すると不利なのですが、親日国であるスリランカ人が日本に憧れる気持ちを理解できた気がしました。また、日本のアニメが好きという声も多かったのが印象的でした。


『海外で働く』
日本人でこのような選択をする人は稀だと思います。
スリランカ人にとって国や家庭という環境の中で海外での仕事を希望することは自然なこと。その中で日本に憧れ、日本語や日本の文化を学ぶ姿に胸が熱くなりました。

【国立公園近くの一般道で象に遭遇】


また、今回の視察では、スリランカの文化に触れる時間もあり、五感で感じることができました。
現地のお寺での礼拝に参加し、仏教徒である彼らの日常に触れることができた気がしました。
夜、老若男女が大勢お寺に集まり、手を合わせる姿。
お寺では太鼓の音が鳴り響き、参拝のために行列に並んでいる人々。
色とりどりの花を手向ける姿。

また、日本とスリランカの歴史に触れる時間もあり、資料館では当時に思いをはせました。親日国であるスリランカにいる時間は『居心地がいい』と感じました。

【日本とスリランカが親密になるきっかけであるサンフランシスコ条約の内容】


海外に行く度に痛感するのは、日本人が忘れてしまったハングリー精神や『生きる』ということへのひたむきさです。
日本で生きていく中では不要となったそれらを思い起こすきっかけになりました。
また、多様性のある社会、多様性のある職場を作ることの必要性を痛感しています。
どの国の人財であっても、ご縁があって来日した彼らとしっかりとコミュニケーションを取り、教育をして、手厚くフォローをしていく姿勢は必須だと感じています。安心して働ける環境こそ、異国で働く彼らへのリスペクトになるのだと思います。

スリランカ紅茶と体験談をお土産として帰国。
あらためて、できる事を精一杯やっていこうと思いました。


『社会福祉士+ビジネスマインド』で伝統×福祉に取り組んでまいります。
今後何か一緒に取り組んでみたいと思った方、また取材等に関するお問い合わせは、私のXかメールアドレス(minori@youyou-group.co.jp)までご連絡いただけると嬉しいです。
今後ともよろしくお願いいたします。

奈緒子社長【みのりの郷】【悠友】陶器ブランド【無為】(@Naoko_minori)さん / X (twitter.com)
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