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「焼きとり」は、鶏ではない
山形県最後の夜は、「焼きとり」で乾杯した。
夫と17時の開店と同時に、満席になる皿谷さんへ行った。
ここでいう「焼きとり」は、豚の串焼きのこと。
山形県の中でも、寒河江市に歴史があるらしい。
10人も座れば、ぎゅうぎゅうになるカウンター席で、初めて会う人たちと話がはずむ。
店の大将は、ゆうに70歳を超えておられるように見える。
常連のお客さんからビールをついでもらいながら、ご機嫌に焼きとりを焼く。
「滋賀県から来ました。
実は、移住を考えているんです。」と話したら、お客さん全員が、目を真ん丸にして、新しいおもちゃに興味津々な子どものように、次から次へと質問が飛んでくる。
なんでまた?
ここは雪が深くてたいへんだよ。
何が気に入ったの?
仕事はどうするの?
いつくるの?
みんなほろ酔い気分で、盛り上がる。
人と人との距離が縮まるって、こういう瞬間にあるんだなと思った。
昭和チックかもしれないけど、飲みニュケーションの威力、絶大だ。
二拠点生活をしてきて思うこと
去年から今年にかけて、北海道、青森、岩手、山形と北東北での二拠点生活をしてきた。
我が家の場合は、自宅を基本拠点にして、1週間~数か月単位で拠点を変える生活をしてきたけれど、そのスタイルにようやく慣れてきた気がする。
拠点のスタイルは、大きく分けて2つ。
シェアハウス滞在型と行政が用意した施設(一戸建て)。
どちらも、良し悪しの両面がある。
シェアハウスでは、お互いに境遇も価値観も違う人と、まったくの偶然で同居する面白さがある。
世の中いろんな人がいるもんだね~と、聞く話に新鮮味を感じ、驚かされたりする。
まぁ、だいたい、想像はつくと思うけれど、その時、一緒に滞在した人がどんな人かによって、シェアハウスの快適性が変わってくる。
ハード面よりソフト面が、やっぱり重要ってことだ。
ある意味ストレス度は高いけど、一生に一度はやってみたら、面白いんじゃないかな。
自分では選ばない人間関係の中に、シャッフルされるのも刺激的だ。
一方の一戸建て型は、プライバシーも守られ、共有スペースを使う時間を遠慮することもない。
好きな時間に料理をしたりお風呂にも入れるので、快適性と生活の自由度が保証されている。
自宅と比べて、こういう間取りはいいなとか、
ここは使い勝手が悪いとか
改築したい、家を建てたいと考えている人には、実体験ができるメリットがある。
いずれにしても、滞在型の生活は、旅行とは一味違う体験をすることができる。
非日常でありながら、日常に近い生活ができるので、結果として、これまでの生活スタイルを客観的に見直すことができる。
これだけは手放せないと思っていたことが、そんなに重要なことではなかったり、他のもので十分代用できることに気づくこともある。
その土地土地での、文化や風土の多様性により深く触れることができるのも、醍醐味のひとつだ。
知的好奇心を刺激して、ちょっと違う世界を見てみたい。
今の生活に別の視点を取り入れたい。
そんな人におススメしたい生活スタイルです。
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