自分をどう見ているかが未来を変える〜自己評価の口癖〜
組織コーチの古井奈緒子です。
私はコーチになってからも、コーチからセッションを受け続けています。
理由は、自分自身のことは自分だけでは気づかない部分が多いから。
特に、日常的に心の中で使っている言葉は、無意識の口癖になってしまっているので余計に気づきにくいのです。
今月受けたセッションでも、改めて気づけたこと、感じたことが多かったのでシェアしたいと思います。
自分を自分でどう表現しているのか
今回のセッションで気づいたのは、自分が自分をどう見ているかを表す言葉についてです。
私が頻繁に口にしていたのは、「私って、面倒くさい人だから」でした。驚いたことに、コーチから指摘されるまで、それほど頻繁に使っているとは自覚していなかったんですよね。
このことが引き起こしている問題は、無意識とはいえ「面倒くさい」と自分を表現することで、自己評価を下げ、他者とのコミュニケーションで自分を蔑んでいる部分もあったことです。
このことが、チームで仕事をするときに「面倒な自分が引き起こしてしまうであろうコミュニケーションの弊害」を先手で考えるきっかけになっていました。そして、言い辛いことを指的する、提案するという更なる一歩踏み込むことを避けてしまっていた原因なのだと思います。
そのように表現してしまう理由を掘り下げる
なぜ自分のことを「面倒くさい」と言ってしまうのか。もちろん他者から言われてきた…というのも理由の一つですが、それを受け入れてしまっている何かがある訳なんです。
その理由を掘り下げていくと、自分が持つ2つの強みが浮かび上がりました。
論理的であること
根拠を重視すること
この2つは、私にとってはとても重要な強みなんです。しかし、その要素が他のことをおざなりにしてしまうぐらい度が過ぎて登場したときに、「面倒くさい」というネガティブな言葉で表現してしまっていたんですよね。
ネガティブな言葉をポジティブに変換
セッション中、コーチから「自己評価の言葉が雑」と言われたとき、他にも思い当たる表現がいくつか出てきました。「ひねくれている」「歪んでいる」など、自分を表す言葉がどれもネガティブなものばかり(苦笑)
コーチは続けて、「その言葉をポジティブに変換するとしたらどうなりますか?」と問いかけてくれました。そこで「面倒くさい」をポジティブな言葉に置き換えてみると、「こだわりが強い」「信頼感がある」という表現に変わったのです。
なぜそう言えるのか。私は、根拠のないものを簡単には信じないという姿勢を持っています。それは、相手から信頼を得るため、自分の言動に責任を持つためでもあります。ですので
論理的に伝える
根拠のないことは言わない(もし自分の感想なら、そのように伝える)
ということを大切にしているのです。このように考えると、「面倒くさい」と自分を評価していた背景には、自分が大事にしている価値観があったことに気づきました。
ここに気づけたことは、私自身、自分を否定することのない、そのままの自分でもOKという自己肯定感にも繋がったのです。
セルフイメージを見直す大切さ
この経験を通じて感じたのは、自分が自分をどう見ているかというセルフイメージは、使う言葉ひとつでポジティブにもネガティブにも変わるということです。そして、自分では気づきにくい使っている言葉や捉え方を明らかにしてくれるのが、コーチの存在です。
コーチからのフィードバックは、私にとって最大のギフトだと感じています。それがあるからこそ、ひとりでは気づけないことに気づけ、現在地を正確に判断し、よりよい方向に進むことができるのです。
あなたも自分の言葉を見直してみませんか?
あなたもぜひ、自分が自分をどう見ているかを見直してみてください。そして、もし必要であれば、自分に対して使う言葉を変えてみてください。それが、よりポジティブなセルフイメージを育む第一歩になるはずです。
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございます
現在、管理職の皆さまに向けたコーチングプログラムをリリース予定です。
まずは、LINE公式にご登録いただきお待ちくださいね!
無料相談も受付中です。