子どもの目が輝く瞬間のつくり方
子どもも大人も、
目が輝く瞬間は同じ構造なのかもしれません。
「興味が湧く」
=「もっと知りたいと思う」
=「(瞳孔が開いて)目が輝く」
という変化をつくる過程です。
昨夜、夕飯を食べていると、
次男がこんなことを言い出しました。
「なんで、水筒にお茶入れるときの音は大きいから小さいになるの〜?」
と。
要は、
「水を水筒に入れる時に出る音が、低音から徐々に高音に移行していくのはなぜか」
という「問い」です。
6歳男子、言語化、がんばりましたねw
「なぜだと思う?」
と私。
きょとんとしている次男。
「じゃあ、同じこと、ペットボトルでもできるかやってみる?」
(私が実験する。)
「小さいけど、音するね〜、ほら。
でも、水筒より小さいな〜。
なんでだろね〜??」
「はいはいは〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!」
と、長男も入って授業ばりの挙手タイムw
もう目がキラキラっす!!!
(↑こんなレベルじゃなかったですww)
この後、
仮説を立てて、
水筒との差を比べて、
考察を言語化して、
これって、ほかにも応用できる?みたいなところで
飽きっぽい男子たちは
テレビタイムに突入しちゃったんですけど、
目の輝きが変わる瞬間はどこだったか?
という話です。
「はいはいはいは〜〜〜い!!!」
ってなる、あの瞬間です。
いくつか必要なことはあるのですが、
やはり
「自分でもっと知りたいっていかに思えるか」
ってことなんじゃないかな〜。
心理学の用語では
「カリギュラ効果」なんて言ったりしますが、
「制限をかけられると、かえって興味をもってしまう」こと。
大人でいうと、
アダルト雑誌の袋とじwだったり
アイドルのライブにファンクラブでも抽選に当たった人しかいけなかったり
「限定○名」「季節限定」「先着○名」・・・
みたいなキャッチーな文句も、
この効果を使っています。
子どもだって、
最初から答えがわかっていることをトレースするような問いには
がっついてこないでしょう。
つまらないです、それ。
全く興味わきません。
キラキラと目が輝く瞬間は
カリギュラ効果をうまく利用して
「自分ごとになっている問いに、
もうちょっとでた取り付けそうだけど
答えが見えそうだけど
見えないな〜・・・
その先を見てみたいな〜!!!」
って時に、
出てくるんじゃないかな〜と思った出来事でした。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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