不安定な時代を生きていくために必要なこと
先日、知人からこんな話を聞きました。
「友達の高校生になる子どもがね、将来は警察官になりたいっていうの。理由は、『安定したいから』なんだって。でね、学校の先生に『公務員は安定していますか?』って聞いたら、先生が『それは分からないなぁ』って答えたんだって。そしたらその子ね、『安定しないんだったら、俺、警察官になるのやめるわ』って言って、辞めちゃったんだってさ〜」
この話を聞いた時、私はとっても胸が痛かったです。
彼の中の安定が、お金じゃないって思ったからです。
もちろんね、それもあると思うんですけど、きっと彼は心の不安の方が大きかったんじゃないかなって思ったのです。
これからはAIに仕事を取られると脅されていて、
もっとオリジナリティを出していけと言われ、
その中でコロナがあり、
好きなことに出会うチャンスも多いんだか少ないんだか分からないの中で、
心がぐらつかないわけがない!よな、と。
じゃあ、どうしましょう?
予測不可能な時代を自分らしく生きていこうとしたら、
一体何を確かなものとしてお守りにできるのでしょう。
それはもう、
「味方は自分しかいない」
と思うんですよね。
これは、
「人に頼るな」とか
「結局気力で頑張るしかないのか」とか
「孤独しかない」とか
そういうことではないんです。
もし今そう思ってしまった人がいたら、
あなたは
「自分が自分の味方になっていない」状態なのかもしれません。
日常的に不安で、
ずっとずっと思春期を過ごしているような
寂しいような感覚があって
誰かの力を借りなければ
嬉しさや幸せを感じることができない状態です。
その状態を
まず改善していくことが先決。
きっと冒頭の男子高校生は
今はそんな状態なのだろうとおもったし
(実際に思春期真っ只中だしね…)
実は
そういう心の状態で大人になっている人もたくさんいます。
一人で立っていても
じんわり心があったまるような
どんなことがあっても、「私、大丈夫」
と言えるような状態。
そう思えるような自分に出会ったとしたら
とっても安心した毎日を
積み重ねられると思いませんか?
本日も、お読みいただき
ありがとうございました。