お弁当箱や給食における子供の応用力の違い
うちの娘の通う幼稚園は、基本給食です。
コップとお箸セット(お箸、スプーン、フォーク)だけ持たせて、それで出してもらった給食を食べるのです。
ですが先日は弁当を持たせる日でした。
もしかすると外で食べるかもしれないしと、娘が食べやすいように、おにぎりも小さくひとつづつラップにくるみ、おかずも小さいクシで刺して、全て手で食べられるように仕上げました。
デザートのりんごも、手で食べられるので、あえてお箸セットを入れずにお弁当箱を持たせました。
帰ってきた娘に
「お弁当美味しかった?」
と聞くと
「ママ、お箸がなかったよ❗️
困ってたら、先生がお箸かしてくれた。」
と言うのです。
「え、でも全部手で食べれるようにしといたんだけど。」
と言うと、はっとした顔つきになり
「知らなかった…。でも、借りたお箸使わなかった…。」
とその時までお箸が不要だった事に気がつかなかった様子(笑)
そこでふと息子のエピソードを思い出しました。
息子が昔同じ幼稚園に通っていた時、一度お箸セットを持たせるのを忘れた事がありました。幼稚園に行ったあと、キッチンにお箸セットがあるのを見て、あらら、持たせるのを忘れた〜と。
帰ってきた息子に
「ごめんね〜、給食の時困ったよね。お箸貸してもらった?」
と聞くと息子はなんだか得意げな顔になり
「ううん、借りようかなとも思ったけど、なんかイケそうだったから、手で食べた。お味噌汁のワカメまで、こうやってお椀をクルクル〜と回して、その勢いで綺麗に食べられた。」
と、お味噌汁の具まで遠心力を利用して食べた様子(笑)
たくましい(大雑把な?)息子に大笑いしてしまった記憶があります。
娘と息子、同じお箸が無い、でも応用力にかなりの違いがあるようです。
それぞれ性格が違い、個性が出て面白いな〜、と思った日常の一コマでした。
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