「ハートの導きに従って生きる」を実践するための準備エクササイズを行う上での注意点②
加藤シャンティ徳子さんは著書「現実は脳ではなくハートでつくる」の中で、“ハートのコールやインスピレーション”に気づくための準備のエクササイズとして、まず
「自分自身の思いや感じている感覚に意識を向け、それに気づく」
トレーニングを行うことを勧めていますが、その時の注意点のもうひとつとして、
「マインドだけで分析したり、解釈したり、決めつけたりしない」
ことを挙げています。
ハートとのつながりを失ったマインドがエゴマインド、でした。
ですので、ハートとつながらずにマインドだけ分析し、解釈し、決めつけると、それは「エゴマインド」がつくり出す現実にどんどん進んでいってしまいかねません。
「ハートの思いに気づいてハートの導きに従おう」
と決めて実践を始めるためには、「ハートの力を目覚めさせ、育て」ることが大切、というのは心得③で紹介しました。
加藤シャンティ徳子さんがp044で紹介されているハートの力の中には
「(脳の知性や直観力とは異なる)ハートの知性と直観力」があります。
「ハートの導きに従って生きる」を実践するための準備エクササイズを行うことで、ハートの力のひとつ「ハートの知性と直観力」が育ち始めるので、積極的にハートを感じて、ハートから生まれる気づきを得るトレーニングにも活用したいところです。
ですので、自分の思考に意識を向けるエクササイズを行う時には、同時に、「ハートの力であるハートの知性と直観力を育てている」という意識を持つこともお薦めします。