AIの限界
最近のAI技術はいろんなところに取り入れられていて、しかも、なかなかの利便性があるようで。
それでもやっぱり「機械」なんだなぁ・・・という限界を感じることもあるようです。
お客さまの友人で、ハードディスクレコーダーでのお話。
その友人が使っているハードディスクレコーダーには「キーワードを登録して自動録画する機能」が付いていて、重宝しているのだとか。
録画設定で、番組をひとつひとつ録画しなくても、タレント名やキーワード、ジャンルを登録すると、番組表データの中から自動で条件に合った番組を探し録画する機能だそうで、
「お目当てのタレントが出演している番組を、とりあえず録画したい」
という製品の謳い文句通りに、お目当てのタレントがいるお客さまのご友人は、自動録画はとても便利な機能で重宝していたのだそうです。
しかしある時、自動録画で、古いモノクロの邦画が録画されていたそうです。
「えぇ? こんな古そうな映画に出てるっけなぁ?」
と半信半疑ながら、念のために早送り再生で最初から最後まで見たそうですが、案の定、お目当てのタレントさんは出ていなかったそうで、
「どうしてこれが自動録画されたんだろう?」
と思って、映画の終わりに、主役級の役者さんが紹介される段になって、
「これ?!」
と分かったそうです。
その映画の主演は「嵐勘十郎」。
そのお客さまのご友人が自動録画していたキーワードはタレントグループの「嵐」だったのです。
AIにはまだまだ改善の余地があるようです。
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