「ハートの導きに従って生きる」を実践するための準備エクササイズ①
加藤シャンティ徳子さん著の「現実は脳ではなくハートでつくる」では、「ハート」が、常にハートが本当に求めていることを知らせようと呼びかけ、“私”が本当に望んでいる人生を生きて幸せになるために、“私”を導き、突き動かそうとしています。
その導きに従って、実際に行動する。
それが「ハートの導きに従って生きる」ということです。
そのためには、
①自分自身のハートに意識を向けて、
②今この瞬間、ハートが感じていること、ハートが訴えかけていることに気づく
ことが、まず大切です。と仰っています。
ちなみに、加藤シャンティ徳子さんは著書の中で、ハートの呼びかけや訴えかけのことを「ハートのコールやインスピレーション」と表現されています。
“ハートのコールやインスピレーション”に気づくための準備のエクササイズとして、まずは
「自分自身の思いや感じている感覚に意識を向け、それに気づく」
トレーニングを勧めています。
トレーニングの詳しい説明は「現実は脳ではなくハートでつくる」のp213を参照ください。
簡略して説明しますと、
①“ハート(本当の自分自身)”を感じるところに意識を向けて、“私という感覚(ハート)”を感じる
②こころ(マインドと感情)が落ち着いてきたら、自分の思い(感情や思考)に意識を向ける
自分が感じていること
自分が考えていること
自分の体で起きていること
しばらくそれを感じ、観察します。
思考の学校の大石 洋子さんによると、「人は一日に6万回思考している」そうです。
意識を向けてみると、
感じていたけれども無視していたこと
感じていると認めたくなかったこと
感じていることにすら気づいていなかったこと
など、たくさんのことを感じ、考えていることや、その内容に気づかれるかと思います。
“ハートのコールやインスピレーション”に気づくためには、自分の中で起こっていることに意識を向け、それに気づくことが不可欠です。
さて。
このエクササイズで一番難しいこと。
ジョー・ディスペンザ博士の言葉をお借りすれば、
「そうするための時間をつくること」
大切な自分のために時間をつくること
たったそれだけでいい
ということになります。