感情を引き起こす原因となりうるもの
加藤シャンティ徳子さんの著書「現実は脳ではなくハートでつくる」でも紹介されていますように、“ハートに従って生きる”と、自分の感じていることに意識を向けるので、本当にたくさんの感情を感じます。
加藤シャンティ徳子さんは、著書の中で、
「感情は“こころ”という湖に起こる波のようなもので、
波を引き起こす原因があれば波が立ち、原因がなくなれば自然に静まる」
と説明されています(p288)。
また著書の中で、“感情”を引き起こす原因となりうるものとして
❶自分が求めているものが得られたり、得られなかったりという現実
❷自分が求めている方向に進んでいたり、違う方向に進んでいたりという現実
❸自分が持っている考え
❹何らかの状況を体験した時に自分のうちに起こってくる考え
❺蓄積してしまった感情
❻自分の状態(身体的、精神的)
を紹介されています。
また
感情は、自分が意識を向けなかった“原因”を知らせる役割を果たしていて、
感情を観察し、その感情を起こしているものを見れば
自分がどんな考えを持っているのか?
自分にどんなことが起きているのか?
自分がどういう状態なのか?
自分が何を求めているのか?
がわかる、と説明されています。
そのために行うことは
①その感情に気づき、感情の動きを止めたり抑え込んだりすることなくただ感じる。
②感情が知らせてくれていることに気づく
だと伝えてくれています。