私たちの仕組み:「魂」
加藤シャンティ徳子さんは著書「現実は脳ではなくハートでつくる」の中で、
私たちという存在と私たちの体験する現実がどのように成り立っているのか
「私たちの仕組み」と「私たちが体験する現実の仕組み」について説明しています。
加藤シャンティ徳子さんは、私たちは、存在の本質・魂、ハート、感情、マインド(思考)、身体、の5つの要素でできている、と説明されています。
私も、このモデルで考えると理解できることが多いので、加藤シャンティ徳子さんのモデルを支持しています。
ひとつ目の要素「存在の本質」について、はこちらをお読みください。
ふたつ目の要素「魂」について、紹介します。
加藤シャンティ徳子さんは著書「現実は脳ではなくハートでつくる」の中で、「魂」を「すべての存在に共通する存在の本質」が「個別の存在」としての形をとったもの、と説明されています。
加藤シャンティ徳子さんの説明を引用しますと、
「すべての存在に共通する存在の本質」が個別性を持って存在し、活動する時の「存在の本質」、つまり、私たちが個別の命を持って存在するときの命の本質、です。
「魂」は、「より深く、よりあらゆる側面から愛を知り、体験し、表現できるようになりたい」という願いを持っていて、その願いを満たすことにつながるような目的を持つようになります。
すべての「魂」は「すべての存在に共通する存在の本質」から生まれているので、存在の本質と同じ性質をもってはいますが、それぞれの「魂」はそれぞれ固有の性質や目的を持っています。
「魂」は私たちが存在する理由や存在するための力などを宿した私たち個々の存在の根本にあるもので、目的を果たすにあたり、独自のプランを持っています。そのプランは必要に応じて変更や修正もされます。そのプランが最善の形で実現できるように、ハートが私たちを導いています。
と説明されています。
私たちが「命」というとき、
それは、アラン・コーエンさんは著書「癒しのマスター・キー」(赤司桂子さん訳)の中や、はせくらみゆきさんは著書「宇宙を味方につけるリッチマネーの秘密」の中で使われるときも、加藤シャンティ徳子さんの言う「私たちの仕組み」における「魂」のことを意味するのだと思います。
そして、
命である「魂」が願いと目的を持ち、その目的を果たすための独自のプランを持っていること、
そして、そのプランは変更や修正が成されることが可能であること、
は、とても重要な示唆だと、私は思います。
また、加藤シャンティ徳子さんは「魂」について、
「魂」は私たち人間だけでなく、あらゆるいのちに「魂」が宿っています。
そして、この宇宙に存在するすべてのものにつながっています。
と説明されています。
これははせくらみゆきさんは著書「宇宙を味方につけるリッチマネーの秘密」の中で
「お金さんの命」
について、思考を巡らせたときに、宇宙からお金に関する智慧を授かったという話とも親和する考えです。
この説明を聞いて私は、
私たちは、存在の本質としての宇宙は「愛について課題や事象を対象とした調査・研究を行い、結果を発表したり解決策を提示したりするシンクタンク」であり、私たちは、それぞれが宇宙の愛に関する課題を個別にプロジェクトとして受け持っているプロジェクト員である
という発想を得、そして、この発想を気に入っています。