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アイデア収束

皆さん、こんにちは。Naoki-su と申します。
小売業に勤めながら、デジタル化の勉強を進めています。
今回はこつこつと貯めてきたデジタル化のアイデアを今一度、職場の方々とお話をして意見を聞きながら深掘りし、更に実現可能なアイデアへとブラッシュアップしていきます。

まずは今出てるアイデアの中から3つをピックアップし、
思いつく限り詳細を書いていきます。

業務改善アイデア

① 鮮度チェックアプリ

野菜の知識は人それぞれです。どれが良くて、どんなものが悪いかを判断するのにはある程度の経験が必要かと思います。

例えば:

  • キャベツや白菜のカットされたものは、時間が経つ(光を浴びる)とカット面の内側(球の中側)が淡い黄色から緑に変化します。

  • かぼちゃはカット面が時間が経つと白く乾燥します。

  • 過熟の色が濃くなり、触ると柔らかいです。

  • バナナは時間経過に伴い黒く変色していくか、過熟でシュガースポット(黒い斑点)が発生します。

これらの変化を「Teachable Machine」で画像診断出来るのではないかと考えています。Teachable Machine とはGoogleが提供している無料の機械学習ツールで、プログラミングの知識がなくてもAI(人工知能)モデルを作成することが出来る代物です。良い時代ですねぇ。
そちらをcodepenでアプリ化することで使いやすくなり、野菜に詳しくない方でも売場の商品の鮮度チェックを行う事が出来る可能性があります。


② 引き継ぎ連絡アプリ

日々の連絡やタスク管理は仕事には必須です。
連絡ノートを見るのを忘れたり、内容を忘れたりしてしまうことがよくあります(特に私が)。

例えば、

  • 「○月○日までにこの動画を視聴し、名簿に押印してください」
    など、細かい連絡事項が多くあります。これらをアプリに任せられれば便利です。

アプリの機能:

  • 客注や事務連絡、教育連絡などをアプリで共有

  • 情報はカレンダーに表示され、規定日になるとアラートで通知

  • 部門主任が不在時の引き継ぎ(売価POPの変更や売場替え)も一元管理

  • 引き継ぎ書の入力をテンプレート化し、簡略化

以前の投稿で露見しましたが、やはり年齢が高めの方々はスマホなどのツールを敬遠する傾向がある為、見やすく・見た目が良い物の方が比較的使ってもらえるかなと思います。
Glide」というノーコードアプリ開発ツールは見た目をかなり変更出来る様です。それならば、字を大きくしたりして見やすいアプリを作成することが出来ると考えています。

③ 賞味期限管理アプリ

私の取り扱う農産物には賞味期限はありませんが、加工品も取り扱っている為、賞味期限を管理する必要があります。
基本的には目視で確認し、期限が近いものがあればメモして作業場に掲示しておきます。しかし、掲示してあっても毎日見るわけではありませんから忘れてしまう可能性もあります。また、期限チェックした人しか把握できない問題もあります。

バーコードをスキャンして商品情報を入手し、期限日付を入力すると、
カレンダーに表示され、規定日になるとお知らせするようにしたいです。
また、アプリ使用者同士で情報共有出来るようにすれば、チェック漏れの可能性を減らせるかと思います。

Glide」というノーコードアプリ開発ツールにはバーコードスキャン機能があるため、こちらでの開発するのが適していると考えています。

意見交換会

次に、記入した物を用いて職場の方々にプレゼンを行い、
良かった事や悪かった事や思いついた事を言ってもらいました。

意見交換会時のレジュメ

今回はBさん(女性パート)とCさん(女性アルバイト)の二人に伺いました。※お二人の紹介は以前の投稿を参照ください。

まずは、アプリ化などで仕事がしやすくなる事を探していて、
自分なりに考えてきたことを説明しました。

Bさんは「アプリ化ねぇ…わたしたちは紙で育ってきた世代だから…」というファーストコンタクト。
やはり苦手意識があるようです。しかし反対するという訳ではありません。
ここは使いやすさ重視のアプリ開発が必要ですね。

その後、ご協力を頂き、意見を言って頂けました。
③賞味期限管理アプリに関して、
Bさん「皆が期限を知る事が出来れば、分かり易くていい」
Bさん「自社の値引きタイミングのルールが分りにくい。そこはアプリではどうなるの?」との事でした。
そうでした。
商品毎に販売期限が決まっており、値引きのタイミングも違います。
事前に販売期限・値引基準の設定が必須です。
自分では気付けない所に気付けるので、人に話す事は大切ですね。

また、①鮮度チェックアプリの説明に出てきた画像解析の部分から考えて
Bさん「品種の識別アプリは出来ないかな?」
という意見も頂きました。
Bさん「売場で見比べれば分かるけど、作業場だと迷う」
ということでした。確かに分かりづらいですよね。
総合的な品種識別アプリはかなりハードルが高そうですが、
りんごモード」や「柿モード」など範囲を絞って画像解析すれば
実装の可能性は上がるかもしれません。

りんごモードのTeachable Machine君

さいごに

意見交換を終えてみて、本当は私の勉強の為にも否定的な意見を期待していたのですが、中々出ないものです。ですが、自社の値引きタイミングの導入方法など、私一人では気付けなかった点に触れて頂けて、意見交換会を開いた意義があったと感じます。また、意見をもらうことでアイデアの実現可能性が高まります。

今後は意見がよく出た
③賞味期限管理アプリ」の作成を目標に進めていこうと考えています。

最後まで読んで頂いてありがとうございます!

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