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選挙の時だけ「いい格好」するな
選挙戦になって、やたらと目立つ「候補者の投稿」
現在、衆議院議員総選挙の選挙戦が真っただ中ですが、告示されて以降、候補者のSNS(X(旧Twitter)など)投稿がやたらと目立つような気がしています(私だけかもしれませんが)。
候補者にとってはまさに命がけなので、必死なのはわかります。ただ、「選挙で選ばれる」というのは、「有権者から信託された」「政治のかじ取りを任された」いわばスタートのポジションに立てたということであって、ゴールではないはずです。
この選挙で当選した方は、「何をやったか」「何をやっているか」を発信して、報告しないと、「信託してくれた有権者に目もくれない」ことになりますから、決して有権者を裏切ることのないようにしていただきたいものです。
思い返される深谷隆司TOKYO自民党政経塾塾長のお言葉
私はここ最近、通っているTOKYO自民党政経塾の深谷塾長(元・通商産業大臣)の以下のようなお言葉を思い返されることがあります。
「東京ドームで超満員になっている光景を見て、自分に投票してくれた人がこれ以上いるかと思うと涙が出る」
東京ドームは5万人ほど収容できるそうですが、深谷塾長が地盤としていた東京2区(中央区・台東区)は10万票を当選できないそうです。つまり、東京ドームでの満員のほぼ倍以上の人が、わざわざ身なりを整えて投票所に赴き、投票用紙に「深谷隆司」と書いてくれたという嬉し涙を流したということです。
私はこういう視点はとても大事だと思いますし、国民の信託に応えて政治の仕事をするというのは、こういう姿勢が基本中の基本なのだなとしみじみ感じた次第です。
選挙の時だけ「いい格好」するな
先に述べましたように、選挙戦はまさに「命がけ」の戦いなのですから、「いい格好」してもいいと思います。ただ、選挙に当選した後も、有権者に寄り添い続ける姿勢を保つべきなのは、信託してくれた有権者に対して当然の姿勢であると考えます。
選挙で当選して「胡坐をかいている」ようでは次の選挙はないと思っていたほうがよいと思うし、有権者のみなさんもそういう視点で在任期間中、政治を見ていたほうがよいのではないかと思います。