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ハートにもっと祈ってください。

1.あなたはハートにもっと祈ってください。

今回のサットサンで我々はハートをひらくための瞑想と祈りをした。

ハートには自分の悲しみや苦しみを、愛や優しさに変容する力がある。

そして、その場にいた7人ひとりひとりが互いのことを幸せでありますように、という祈りをした。

祈ってなんかいないで、実際的に、その場所に行って助けに行きなさい、というひともいるだろう。

でも、高い次元に目覚めたひとがハートの中で純粋な祈りを捧げる場合、それは機能する。

そして、世界のあちこちで、名も知れぬ聖者たちが無私の心で祈りを捧げている。僕はそういうひとを何人も知っている。

そして、実際、我々7人は祈っていた……。

女性のS様は

「ハートに手を当てて、皆さんのこと、世界のことを祈っている時、涙が出てきました。でもそれは全然、イヤな涙ではなかったんです。ハートが温かくなって……私にはハートに祈ること、ハートに慈悲を持つ方法が合っていると思います」

僕はS様に「あなたはハートタイプなんですね」と言った。

ハートタイプの人間は少ない。多くはマインドの人間だ。頭でっかちの人間には、祈ることはできない。

ハートに愛が生まれると、街ですれちがうひとたちが愛おしく感じるようになる。

他者に対する献身や奉仕と言うのは、「やらなくちゃ」と思ってやることではない。

それは自然にハートから溢れてくるものなのだ。つまり、ハートチャクラが働いているのだ。

僕はS様に「もっとハートに祈ることで、内側とつながりを深めてください」と伝えた。

2 .「ゆるし」は頭から下で起こる。

それから話題は「怒り」になった。

瞑想やスピリチュアルな探求をしていると、「ゆるす」ということを学ぶ。

しかし、それは簡単にはいかない。どうしても感情的に反応してしまうことはある。

「サットサンが終わった後、瞑想中は心穏やかだったのに、父親に感情的な反応をしてしまった」というメールをもらった。

そういう時、ゆるせない自分を責めないこと。

「ゆるし」というのは、頭で起こるのではない。頭から下で起こる。

ゆるせない自分すらもハートの中で受容する。そして、自分の内側にくつろぎが生まれ、癒されれば、自然に他者もゆるせるようになる。

3.怒っている自分に気づく。

女性のA様はこの前、クッションを殴って怒りを表現することをやっていたら、だんだん「あれ?わたし、どうしてこんなに怒っていたんだろう?バカみたい」と思って笑けてきた、と話された。

ひとは心と感情と一体化している。でも、あえて意識的に怒る、ということをすると、怒っている自分に気づいているもうひとりの自分を見つける。

その自分と言うのは、ニュートラルで、平穏だ。

自分は心ではなくて、気づきなんだ、と知ることが「目覚め」である。

4.笑ってお腹を鍛える。

それからA様は笑いヨガをやっていたら、お腹が温かくなったと言った。

確かに笑うとお腹のあたりが刺激される。みぞおちのあたり──太陽神経叢は第三チャクラに相当している。

このチャクラの属性は火であり、意志の強さや力に関係している。ここが働くと、行動力が生まれ、感情が浄化される。

5.あなたは光であるため、大丈夫だ。

あと、感情と言う事で言えば、エンパス体質のひとが他人の感情や想念にとりつかれないようにするには、どうすればいいか、ということについて話した。

空間の浄化について、よく言われているのは、クリスタルボールやティンシャを鳴らすこと、それからホワイトセージを焚くこと。

僕は実際、こうしたアイテムを所持している。

あとは、ワークをして、感情の浄化や、自分の思考のパターンを改善すること。

そして、おすすめは筋トレ、ジョギング、それから塩風呂など、汗を流すことだ。

難しいことは考えずに、シンプルに運動して汗を流すことが良いと思っている。身体の中に溜まっているドロドロとしたネガティブな想念が汗といっしょに洗い流される。

後、腹筋をしたり、笑いヨガをして、お腹の周りを鍛えること。ハラがある程度強くなると、ヘンな想念は寄ってこない。

しかし、結局のところ、日常から内側が愛や平穏、そして静寂で満たされているのであれば、そのひとは光そのものであるため、悪いものは寄り付かなくなるのだ。



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