二期会「影のない女」(10/24東京文化、コンヴィチュニー演出、ペレス指揮東京交響楽団)は、大胆な改変やカットがかえって作品の問題点や魅力を抉り出した。セラピストを皮肉る場面など、原作にはない毒の効いた面白さが沢山。現代社会の病理や家族の問題に真剣に向き合った舞台。各歌手も好演。

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