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理解者を増やすことでブランドは強くなる

ブランドに大切なことは共感

今回のテーマはブランドを強くするためのTipsをお伝えしていきたいと思います。
ブランドを強くしていくためには何が大切なのかをきちんとおさえて置く必要があるので、まずは大切な要素から確認していきたいと思います。
この#みんなのブランディング では何度も伝えている通り、ブランドは、

各ステークホルダーが共感し、自らがブランドの価値を伝えようとする

ことを通じて強化されていくものです。お客様だけではなく、協力会社、仕入先、従業員、従業員の家族など、いろんなステークホルダーがそのブランドストーリーに共感し、さらにそれらの人たちの外にメッセージを発信していく、このプロセスこそがブランドを強くしていくものです。
単に買ってくれる人だけを見て、流通業者を雑に扱ったり、協力会社をまるで手下のように扱ったりしているブランドは真に強くはなりません。製品力があって売れている時でさえ、各方面にきちんとしたコミュニケーションを取っていく必要があるのです。

コミュニティを作ろう

では、その共感をどうやって醸成していくのか、ですが、それはコミュニティをつくることが近道です。
コミュニティとはブランドが提供する価値に関係のあるアクティビティやイベントを軸にしながら、誰でも参加できるようにしていくことが大切です。
また、参加していても発言したりするのはほんの一握りの人たちなのですが、発言しない人にもきちんと目配りをして大切に扱うようにしましょう。
そのコミュニティの中で何を醸成しょうとしているのかというと、ブランドストーリーの理解とコミュニティに参加している人たちの解釈を進めることです。それぞれの解釈をメンバーのみなさんが見て理解と共感を深めるのと同時に、ブランド側からも今のブランドがどう解釈されているのかを知る機会になります。

コミュニティをコントロールしようとしない

そこで大切なことを一つ伝えておきたいと思います。コミュニティ内でのブランドへの意見を無理にコントロールしないことです。ネガティブな情報もきちんと捉え、真摯に対応することです。それを封じ込めたり、排除したりすることはコミュニティの活性化に水をさします。人も完全な人がいないのと同様に、ブランドも完璧なブランドはありません。一つ一つ改善していくためのヒントとアイデアをくれると捉えて真摯に向き合うことが大切なのです。
一つだけ、排除するのがいいのは、他のメンバーの誹謗中傷や攻撃をしている人です。そういう方々はコミュニティそのものを壊してしまうので、大変残念ながら排除することが必要です。

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