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人の話をよく聞こう

インスピレーションを得る

今日の記事のテーマも昨日も同じようにブランディングだけにとどまらないものになると思います。マーケティングやブランディングにおいては、ある一面ではクリエイティビティを求められる場面もあるのですが、一人の人間が思いつくことはたかがしれています。そのため、あらゆるところからインスピレーションやヒントを得て、新しく施策を組み立てたり、組み合わせて新しい施策を作り出しだしたりすることが大切になります。
よく見かけるのは、何度も何度も過去に成功した事例を実践し続けるケースです。確かに実績のある施策ですからコケるリスクは少ないとは思いますが、それだと効果がどんどん先細りしてしまいます。それに加えて、同じことをやっていること自体がブランドとしてかっこ悪いと思うのです。ブランドはカッコいいものでなくてはならないし、クールで洗練されているものでなくてはなりません。

人の話を聞いているか

よく遭遇する場面は、ディスカッションしているようでまるで他人の意見を取り上げないことです。経験豊富なマーケターやブランドマネージャーであればあるほど起こるのですが、聞いたふりをしておきながら、はしから否定して回るタイプがこれに当たると思います。このような人たちを観察しているとほとんどの場合、

人の話を聞いていない

のです。単に行動として聞いていないのではなく、提案しているアイデアの裏側にあるものを理解しようとしなかったり、そのアイデアがどうしてワークするのかのメカニズムを理解しょうと努力していない、という意味です。
人の話を聞く、というのは本質的にそこから新しいモノの見方や捉え方を知り、自分にとって新しい側面から物事を見るトレーニングです。
実際人の話を聞き、その状況の裏側にあるものを推測しながら聞いていくことは相当に疲れます。それほど自分の頭を回転させることなのです。

時には机を離れて外に出かけよう

人の話を聞く、というのは観察力を上げることでもあります。それは単に会議やディスカッションの場だけではありません。街に出かけてショッピングをしている際に話しかけられた時もそうかもしれないし、友人や家族との何気ない会話からも、インスピレーションやヒントを得ることができます。
マーケティングやブランディングを担当している人はぜひとも机から離れて外に出かけ、いろんな媒体に触れて、そして、会話をすることを心掛けてみましょう。

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