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スポーツ領域でのブランディング

スポーツ市場はもっと大きくなる

今回の記事は今、私が携わっている広く捉えたスポーツ市場の今後と、その市場の中でのブランディングの可能性について書いていきたいと思います。 スポーツ市場は日本の成長戦略の一つとして捉えられているカテゴリーで2025年には15兆円を目指しているような規模感です。10年前にはおおよそ10〜11兆程度でした。おそらく今のところ、12-13兆円です。
昨年東京オリンピック・パラリンピックがあったので、それを目指して市場規模は大きくなった、と考えている方もいらっしゃいますが、拡大の傾向は今後とも続くと考えています。

拡大する背景

では、どうして今後も拡大していくのかというと、日本の固有の社会情勢である超高齢化社会が影響すると考えています。日本の高齢化は世界に先駆けて起こっていることで、その影響は高齢化による医療費の増大という形で現れています。少し種類の異なる議論になりますが、日本の年金制度が破綻に向かっているのと同様に、医療費負担についても今後はどこかで自己負担率の悪化という形で表れてくるはずです。
その場合、やはり、身体を動かすことの重要性、つまり、運動による健康増進は不可欠になってきます。
ウォーキングやランニングをはじめととした軽いスポーツの人口は増え、スポーツに触れる時間が多くなればなるほど観るスポーツや実際に新しいスポーツにチャレンジする機会も増えてくると考えられます。
受け皿として、今のスポーツジムや公共のスポーツ施設以外でもスポーツというコンテンツを提供するサービスも出てくると考えています。

スポーツ領域でのブランディング

こういったスポーツを取り巻く環境が変わったいく中において、スポーツ領域でのブランディングは今以上に重要となってきます。
スポーツを学生時代のみのアクティビティにするのではなく、社会人になってからも、また年齢を重ねて高齢になってもその接点は失うことなく、今まで以上に強くなっていきます。
そのようなライフタイムでの接点を確実にしておくには、共感を中心としたコミュニティ作りが必要で、その形はまさにブランディングそのものです。
スポーツを中心にしながら、人生をかけて関わり合いを持っていく時代において、企業のブランドはその効果的なブランディング施策を通じてステークホルダーに正しく伝えていく必要があるのです。

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