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「見える化」して楽しくスポーツをしよう!

こんにちはトレーナーのクロです!

皆さんは「データの見える化」していますか?

見える化したデータは
現在の自分を知る大切な情報です

その情報をもとに
筋力を上げるトレーニングをした方がいいのか
柔軟性を上げた方がいいのか
トレーニングを選ぶ指標にもなります

皆さんも学生の頃、体力テストでいろんな種目の測定したと思います

去年の自分と比べてどのくらい記録が上がったか
友達や同年代の子達とどのくらい差があるのか
この先どのくらい伸ばす必要があるのか

日常生活でも体調が良い時、悪い時を「見える化」
することで悪くなる原因を無くし
体調の上下を少なくして
いい体調で毎日過ごすことができます

このように「見える化」してきたはずです

ですが、測定した数字をうまく活用できていますか?

測定をして終わりって勿体無いです!

子供の頃から測定をすることで成長期に入った時に
怪我をせず、楽しく運動を行える身体を
作ることができます

測定では関節の動きに合わせた
筋力、競技に合わたパワー

こちらを測定し「見える化」して皆様を
サポートしております

筋力の見える化

何がわかるのか

・筋力+動きの測定
・怪我のリスク
大きくこの2点が数字として出てきます

学校の体育や習い事のスポーツを
より楽しく、怪我なく行える身体作りの
サポートができるようになり
子供と大人の両方が一緒に身体について考えることができます

特に中学生や高校生は成長期や
本気でスポーツをやる機会が増える時期で
学校やクラブによっては全国大会にも出るくらいの強豪でプレーすることもあると思います。

レベルが上がるにつれて練習の強度、試合の強度と頻度は増え必然的に求められるものや怪我のリスクは上がります

親御さんからしてもやるからには怪我なく
本気で挑んで欲しいものではあると思います。

そういう時に測定をすることで
「怪我をしない身体作り」
数字の面からサポートすることができます。

怪我をしてから考えるのではなく、
「怪我をしないにはどうしたらいいか」
考えることが大切になってきます。

結果の見方

先述にあるように測定して終わりでは
折角の測定も意味がなくなってしまいます

そこで、測定結果の見るポイントを説明していきます

1度目の測定結果
2度目の測定結果

上の画像は股関節の内転と外転(足を内側に締める動きと、外に開く動き)の筋力を測定した結果です

【12歳男子 競技:サッカー】
1回目測定時
12歳、小学6年生、体重27kg
2回目測定時 8ヶ月後
13歳 中学1年生 体重31kg

補足
身長も伸び(たぶん)、体重が増え
身体の成長があり
小6→中1と環境が変わり、運動量にも変化あり

①内転動作の結果
②外転動作の結果
③片足ごとの内転と外転の比率

見て欲しいポイントは「左右非対称率」
「体重比」、「内転・外転比」です

①は1度目の測定から「左右非対称率」は上がっていますが、「体重比」が下がっています。

これは成長につれて体重が増加し、それに伴って筋力も増えないといけない中、増えていないという結果になります

体重が増えても筋力も同時に上がらないとただ重くなっただけになってしまいます。
そうすると素早く動きたくても動けなくなってしまいます

②は1度目の測定から「左右非対称率」と「体重比」が下がっています。

体重比が落ちるのは①の時に説明した通りで、
左右非対称率が落ちてしまうと文字通り左右でもバランスが悪くなってしまい、
効率よく走れなかったり、利き足じゃない方で
うまく蹴れなくなってしまいます。
※競技特性上、左右差が出てしまう場合もあります

③は①と②のフォース(パワーだと思って下さい)が同じくらいが最も良いです
この子の場合、1度目の測定も2度目の測定も左右とも①の方がフォースが強くなっています。
この比率が①か②のどちらかに偏っても股関節の怪我や膝の怪我に繋がりやすいです

なのでこの子の場合は成長期で体重が増える中でもしっかり筋力はつけていき、②の中臀筋という筋力を特に上げていくという結果になります。

このように項目ごとで数字を見ることでより明確な目標設定ができるようになります。

↑測定の雰囲気はインスタでチェックできます!↑

運動能力(パフォーマンス)の見える化

何が分かるのか

・動きの効率性と連動性
・動きの中のパワー

この測定はジャンプする時にしゃがむ速さや、
走る時に地面を強く踏めているか分かる測定です

筋力測定と同じでジャンプするにも速く走るにも
左右で同じ強さを出す必要があります

結果の見方

上の画像が測定した時に出てくるデータです

【23歳男性・競技:サッカー】

こちらで分かるのはジャンプする時にしゃがんでから飛ぶ瞬間までの時間、何センチ飛んだか、飛ぶ瞬間のパワーがわかります

スコアの部分が緑だと「⚪︎」黄色だと「△」
オレンジだと「×」という感じでスコアに応じて
自分の弱点が分かるようになります

この方の場合はジャンプのパワーやしゃがむ速さはあるけど、勢い(ジャンプする時に上に上がる速さ)が足りていないという結果になり
重さを持った状態でジャンプするトレーニングなどを行うと改善されます

測定の様子がアップされているのでチェックしてみて下さい!

スプリント測定

何がわかるか

・10mと20mのタイム、速度
・1歩ごとの距離
・足が地面に着いている時間、離れている時間

「足を速くしたい!」

でもただ走り込むだけで速くなるの?
トレーニングはどんなことをしたらいいの?

こんな悩み多いと思います

上記の筋力測定同様、その人によって足りないポイントは違います

そこでこの測定を行うことでスタート時の足首や身体の角度、足の着地位置、最高速度に到達するまでの時間が動画や画像で出てきます。

足りない部分や苦手な部分が明確になり、必要なトレーニングに割く時間が増えてより効率的に足を速くすることができます

少し専門的で難しいですが笑

身体の動作に合わせて各関節がどのように
動いていて何度曲がっているか
わかるように動画と画像で見れます。

キノグラムで見れる身体の角度

他にも何がわかるのか、より詳しいレポート結果などまとめたものを下のリンクから見れるのでご覧ください!


まとめ

以上がhoodで行っている測定になります

筋力測定は怪我予防、リハビリの効率化
運動能力測定は競技力の向上
スプリント測定は正しいポジションの確認

測定は測って終わりではなく、その結果をもとに
今後のためにどんなトレーニングが必要か
知るために行うものだと思います

そのために「見える化」をして、今を知ることが
最も重要です

測定して数値が悪いと落ち込むのはしょうがない

ですが!

どれだけ今の数値が悪くても、
今後良くなるために、必要な数値が知れるとしたら
少しは考え方が変わるのではないでしょうか

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