見出し画像

FOMOからFOMYへ

だいぶ前の記事ですが、

FOMOというワードがありました。10年ぐらい前かな。発祥はNewYorkTimesの記事かららしいのですが、簡単にいうと、

「楽しい事や知っておきたい事が自分の知らない所で繰り広げられていて、見逃してしまう事への恐怖」

です。

例えば、SNSとかで誰かが飲み会の写真をアップしていて、コメントで「誘われてない!」とかを書くのとかは典型的なFOMOだと思います。あとはみんな知っているニュースとかを知らなくて不安になるとか。

行動経済学でプロスペクト理論というセオリーにある通り、人は得ることよりも失うことに恐怖を感じるので、MO(Missing Out)に対する機会損失を恐れるというのは理解できる気がします。

ただ、FOMOの一番怖い点は、必要ないフロー情報まで大量に努力して取りに行かないと恐怖から逃れられない(しかも、いくら取り込んでも次から次へと新しい物が湧いて出てくる..) ので、本質的ではない事に膨大な時間を浪費してしまうことになります。

人の時間は有限なので、絶対に本質的に自分の必要不可欠な事に時間を使ったほうが良い。これからはFOMY(Fear of Missing Yourself:あなた自身を見失う事への恐怖)を提唱していきたいと思います。

(最近Clubhouseという音声SNSに入って色々な人の話を聞いていたんですが、録音がなくリアルタイムのみなので、あのルームの話も聞きたいけど、同時刻のあの番組も聞き逃がせない!!というFOMOの波に飲まれそうだったので、自戒の意味を込めて書きました。FOMYは適当にさっき考えた言葉です。)


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?