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メルマガの文字数はどれくらいが読みやすい?
メルマガは1通あたり何文字くらいが読みやすいの?
書く時間は少なく、でも内容は充実したい、最適な長さは?
送れる文字数に制限ってある?
現代人はスマートフォンで、たくさんの情報を見ます。そのため、「ためになる情報」と思われなければ、すぐに「断捨離」されてしまいます。
僕はこれまで10以上の配信システムを利用し、2,000以上の配信をしてきましたが、この経験から言えるのは、「集客につながるメルマガには原理原則がある」ということ。
その中でも、今回は「文字数」について述べたいと思います。
メルマガの読んでもらいやすい文字数は?
メルマガには文字数の制限が基本的にありません。なので、送ろうと思えば、何万文字も送ることができます。
しかし、長すぎると最後まで読まれません。
最適な文字数は、本文の長さが「800文字〜1100文字」程度ではないかと思います。
また、
HTML形式で画像を入れたメルマガ
動画の視聴リンクを貼って、動画を見てもらうメルマガ
も多く発行されているので、文字数で言えば300〜500文字くらいの場合もあります。
目安は「5スクロール(5回指でスワイプ)」して本文が読み終えられるくらいの長さが適切かもしれません。(動画の場合はもっと短くてOK)
メルマガを読みやすくする秘訣
1文を短くする
1文とは「句点(。)までを一区切りとする文字列」です。
1文が長いと、読みにくいだけでなく、理解しにくいメルマガになります。
例えばこんな文があったとします。
例1
これまでを思い出してみると、営業は対面でのお客様との関係性がベースだったと思うのですが、それは今では違うのではと思います。
なんとなく長ったらしいですよね。
ではどうしたらいいのか?
一文を短くする方法には原理原則があります。
いくつかご紹介します。まず1つ目。
原則①:一文一意
一つの文で伝える意見・事実は1つだけ
例文では、
1-営業は対面が中心だった
2-でも今は違う
という2つの意見が一文に入っています。なので、長いのです。
例1
これまでを思い出してみると、営業は対面でのお客様との関係性がベースだったと思うのですが、それは今では違うのではと思います。
↓
これまでを思い出してみると、営業は対面でのお客様との関係性がベースだったと思います。
でも、今では違うのではと思います。
この場合は、一文を二分割しましょう。読みやすさがUPしました。
2つ目の原理原則です。
原則②:語尾を短くする
(Before)…だったと思います。
(After)…と思います。…です。…だ。
語尾が長いと、読みにくいうえ、説得力がありません。
短くしましょう。
例1
これまでを思い出してみると、営業は対面でのお客様との関係性がベースだったと思います。
でも、今では違うのではと思います。
↓
これまでを思い出してみると、営業は対面でのお客様との関係性がベースでした。
でも、今は違います。
スリムになりましたね。
では、3つ目の原理原則です。
原則③:言わなくても分かる言葉、重複する意味の言葉を省く
(Before)これまでを思い出してみると、
(After)これまでは、
(Before)営業は対面でのお客様との関係性がベースでした。
(After)営業は対面がベースでした。
これは多くの方がやってしまうことです。
例1
これまでを思い出してみると、営業は対面でのお客様との関係性がベースでした。
でも、今は違います。
↓
これまでの営業は、対面がベースでした。
でも、今は違います。
かなりスリム化しました。読みやすいですね。
一番はじめの時と比べます。
例1
これまでを思い出してみると、営業は対面でのお客様との関係性がベースだったと思うのですが、それは今では違うのではと思います。
(61文字)
↓
これまでの営業は、対面がベースでした。
でも、今は違います。
(29文字)
文字数が半分以下になりました。
つまり、読者のわかりやすさが「2倍」に、と言えるかもしれません。
「の」を続けない
他にも、「の」が続くと読みにくく、幼稚な文になります。
以下のBefore→Afterをお読みください。
(Before)
先日の、新聞の折り込みのチラシの広告の商品の値段のやすさに思わず…
↓
(After)
先日、新聞の折り込みチラシで見た商品が安くて思わず
どうでしょう?読みやすさが爆上がりしましたね。
箇条書き、装飾、改行を使う
箇条書きを使うと、伝えたいことが「まとまる」ので読みやすくなります。
例2
この方法を導入いただくとよい理由として、コストを削減できる、社員のモチベーションが上がる、顧客との関係性も良くなるというメリットが見込めます。
↓箇条書きにする↓
メリットは以下の通りです。
・コスト削減
・社員のモチベーションUP
・顧客との関係性がよくなる
さらに装飾を使って「見出し」を作る方法もあります。
例2
この方法を使うとよい理由として、コストを削減できる、社員のモチベーションが上がる、顧客との関係性も良くなるというメリットが見込めます。
↓
❑────────────❑
導入メリット
❑────────────❑
・コスト削減
・社員のモチベーションUP
・顧客との関係性がよくなる
ひと目で分かりようになりました。
装飾に関しては、検索すると参考サイトが沢山あります。
私はこちらの無料サイトをよく利用しています。
↓
最後に改行です。こちらも例文のBefore→Afterを用意しました。
(Before)
例えば、成約率の改善だけ言えば、15ものチェック項目があり、営業がうまくいっている会社は、これらを意図的に確認し、「安定した成果」を出しています。
(After)
例えば、
成約率の改善だけ言えば、
15ものチェック項目があります。
営業がうまくいっている会社は、
これらの15個を意図的に確認し、
「安定した成果」
を出しています。
特にスマホの読者が多い場合、このように、「横に長い文を、タテに伸ばす」のもコツです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
このような「細かなルール」を実践することによって、初心者の方でも安心して「読みやすいメルマガ」を書くことは可能です。
さらに、僕の経験から導き出した「集客できるメルマガ」に関してご興味があれば、下記の記事もおすすめです(^o^)
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