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夏の足跡

月日が流れるのは早いものですね。

自宅で過ごす"二度目の夏"もあっという間に過ぎていきました。皆さん、今年はどんな夏を過ごしていましたか。


僕は冷房付けっぱなしの部屋で、次なる曲を作っておりました。
新曲の『LOST』が好評だったので、今度はどんな曲にしようかと悩みながら。
新曲とPVが完成したらまた報告しますね。


さて、むし暑い夏も終わる頃には何故だかやっぱりもの寂しい…。(涼しくなるから良いけれど)

そんな夏の終わりというのは、淡い恋や青春の記憶と密接に結び付いていて、情景として蘇ってくる。以前、作詞家として夏の終わりをテーマに歌詞を書きたいと思い、作り上げた楽曲があります。


2021年リリースのニューアルバム『A Romantic Breath』に収録されている『夏の足跡』。


過ぎた夏に思いを馳せる時、浮かび上がるそれぞれの夏の足跡。この曲を聴きながら"あなただけの夏"に耳を澄ませてみて下さい。

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『夏の足跡』

遠くで花火の音がしてる
ここからは見えないけど
耳を澄ませれば 微かに聞こえる
眠っていた恋の唄

君のことだけを見つめていた
君が好きだったずっと
顔を合わせれば胸が苦しくて
途切れそうな恋心

いくつ季節はめぐっただろう
いくつページめくっただろう
泣いて別れた夏のはずれ

いくつ夢を描いただろう
いくつ夢を無くしただろう
僕のはじめての好きな人

空に花火の音が響いて
僕の心をくすぐる
淡く切なくて だけど輝いた
二度と来ない夏の日々

二人はぎこちない指先で
奏でるピアノのメロディー
うまく弾けなくてだけど楽しくて
夢中だったあの放課後

いくつ未来を見つけただろう
いくつ笑顔残しただろう
手を振り返した夏の日は陽炎

いくつ季節はめぐっただろう
いくつページめくっただろう
泣いて別れた夏のはずれ 消さない

藤原ナオヒロ「夏の足跡」 (PV) https://youtu.be/4afhq1fYvXU @YouTube



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