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【IDEA】ワイルドソウル

前回に引き続き、今回も「運動」を推進するような記事になります。と言っても、筋トレやランニングなどトレーニングとしてではなく、さまざまな環境に適応するための身体づくりになります。適応…いわゆる「馴化」という表現で書いてみます。メディアでは、暑熱順化や寒冷順化と書きますが、敢えて「馴」の漢字を使用します。

どうして、「運動」することが、環境への「馴化」に繋がるのか、私なりに考察してみました。

【野生動物は適応力は凄い!】

サムネの仔馬ハイジは、生まれて間もないですが、立ち上がるために必死です。群れから離れてしまえば、生存率はぐっと下がるので、親馬と言えど、我が子の適応力に賭けるしかないのでしょう。ナレーションにもありますが、仔馬の60%は生後2日以内に死亡。夏は38℃になり、冬は-21℃まで低下する厳しい環境です。狼の群れからは常に身を守ります。まさに「生きる」そのものが「戦い」です。

【比較にはならないけど…】

一方で、我々人類は、自然環境に慣れることに限界があります。暑さにも寒さにも弱く、幾らカラダを鍛えても、野生動物に比べれば、身体能力は高が知れています。この弱さをカバーするために、人類はあの手この手で発展したとも言えます。さらに言えば、世界人口の増加の原因は、良くも悪くも、この「弱さ」にあると思います(逆説的に聞こえますが…)。

因みに、野性的な生活をした場合、人間の寿命は38歳程度だそうです。

【我々に馴化は要らないのか】

野生動物と我々人間の身体活動で一番異なる点は、まず、運動量が圧倒的に違います。逆に、共通している点は発汗による体温調節機能です。汗をかく行為、すなわち筋血流や皮膚血流の促進なので、引いては「運動」になります。

ここで、重要なのは、暑さに慣れるためには暑い場所で運動をし、寒さに慣れるためには寒い場所で運動することです。
汗腺を環境に慣らすためです。

そもそも、我々人間の水分率はおよそ60%、動物は70%と言われています。このことから、血液やリンパ液などの体液の流れを促進させることが、体調管理の「鍵」になると思います。

【サバイバル】さいとう・たかを 著
環境に適応するため、主人公のサトルが逞しくなっていきます。

【おわりに】
具体的な運動は、色々と試してみると良いと思います。「運動」に関する記事は【IDEA】にいくつか投稿しているので、良ければ参考にしてください。

今回は以上になります。ここまで、読んでいただきありがとうございました。最近、「フォロワー」「スキ」が増えて励みになっています。これからもよろしくお願いします。

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