記事一覧
【PRIVATE】趣味としての音楽
今回は「音楽」に関する記事になります。と言っても、専門的な見解とかでは無く、私が音楽を好きになったきっかけやオススメ、音楽に関して思うことなどをまとめています。タイトル通りプライベートなものです。趣味の紹介なので、よろしくお願いします。
【音楽⇒青春】
音楽の魅力は色々ありますが、やはりイントロを聴くだけで当時の気持ちになれるところです。
二人組のフォークデュオで活動していましたが、楽曲や歌詞
【PRIVATE】トレーニングモード
以前、友人に「お前、仕事しながら筋トレって良く続くよな…どんな風にやってるの?」と聞かれました。
今回は、トレーニングの様子を写真で紹介します。
メニューについては、日々変化しているので詳細は記しません。あくまでも、私の趣味であり、アマチュアの部類だと思って参考にして下さい。ただし、3つの「軸」でもって行います。
1、「巧みさ」
⇒いわゆる、神経系への意識です。運動動作のフォームを大事にします。
【NOVEL】ある男の人生 第1話
それは、大国に独善的な男が大統領になった頃の話である。人種差別的観念は、主張するに分かりやすい時代で、タブーとするのは今は昔なのかもしれない。「問題になっていることを沈黙するようになったとき、われわれの命は終わりに向かい始める…」もしそうだとすれば、我々は声を上げ続けなければならない。
これとは全く関係無いが、とある国の大都市に、立身出世を夢見る青年がいた。彼は貧しい雪国育ちで、将来、町の炭鉱
【NOVEL】ある男の人生 第2話
男は善良な気質だったが、役職が変わり、部下を従えるようになってくると、徐々に態度も変化していった。部下の仕事が気に入らなかったり、自分の機嫌が悪い時には、公然な場で彼らを厳しく叱責してみせた。男は必要以上に高価な車を所有し、自分の趣味に金をかけるようになった。新婚当時、あれほど家庭を大切にしていたが、以前と比べると、仕事の量は増し、その質も責任のある重厚なものになりつつあった。終日、働き続け、稀
もっとみる【NOVEL】ある男の人生 第3話
後日、男は友人のもとへ車をとばした。道中、彼は友人の言った台詞を思い出しながら、自分らしくある友人のその後に期待が高揚するのだった。
陽が沈みかけた頃、彼は適当な道の駅に車を停め一休みをした。硝子張りの喫煙所で一服をしていると、一人の男に出くわした。胡麻塩頭で顔の小じわが目立つ中年男だった。ジッポーに燃料が無いからか、ホイールをいくら回しても着火出来ずにいた。
「貸しますか」男はライターを差し
【NOVEL】ある男の人生 第4話
男は生活を一変すべく、郊外に新居を構え、身の丈に合った生き方を目指した。会社での高圧的な態度を改め、模範的な上司になるよう努めた。休日は、娘の勉強を見てやり、家族との時間を少しずつ増やしていった。
半年ほど経ったある日、男は出張で近くの町へ出かけて行き、商用を終えると、適当な喫茶店で休憩を取っていた。
しばらくして、店の引き戸が開き、一人の男性が入店すると、つかつかと男の側に近寄って「久し振
【NOVEL】ある男の人生 第5話
フランスのある劇作家は「理屈をこねると理性を追放する」と言った。男が、こんなにも誇っていた生活は、もしかすると気取った未完成に過ぎなかったのかもしれない。男は少なくとも悪ではなく、かと言って善とも言い難い、大らかな気持ちで我慢しており、不満に似ているが幸福でもない。それは、実現しえないものに対する郷愁のようであり、男にとって幸福とは近づくことは出来ないが、絶えず追及していくものなのかもしれない。
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