Naohiko

北海道で高校教師をしています。「シンプルであれ、前向きであれ」を今年の格言にして日々生…

Naohiko

北海道で高校教師をしています。「シンプルであれ、前向きであれ」を今年の格言にして日々生活しています。自分の在り方をベースに発信しています。

マガジン

  • 【IDEA】

    私の意見・考えを発信しています。動画や本、画像を参考にしています。

  • 【PRIVATE】

    私物やマイブームなど個人的なものを紹介しています。

  • 【NOVEL】

    短編小説を掲載しています。主にミステリー小説になります。

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    日々の日課を写真で紹介しています。

記事一覧

【IDEA】悩みのタネはどこから来るのか…

今回は「悩み」関するテーマになります。悩みの多くは人間関係と聞きます。教師をやっていると、生徒の元気がない場合、大概は友人関係や親子関係が原因な気がします。 そ…

Naohiko
5日前
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【IDEA】良い友達ってどんな人?

今回は「友達」に関する記事になります。良い〇〇シリーズ第3弾になります。学校という職場にいると、生徒の友人関係が見えてきます。多くの学生にとって、友人関係の良し…

Naohiko
2週間前
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【IDEA】良いリーダーってどんな人?

今回は「リーダー」に関する記事です。会社などの組織に所属すると、その長となる人を中心に、仕事の方向性が決まってくるかと思います。明確な方針であれば、部下も動きや…

Naohiko
3週間前
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【IDEA】頭の良い人ってどんな人?

今回は「頭の良し悪し」をテーマに記事にします。たまに耳にするのが、「あいつは頭が良い!」「お前は頭の悪いやつだ…」という台詞ですが、そもそも良し悪しの基準は曖昧…

Naohiko
4週間前
67

【PRIVATE】趣味としての音楽

今回は「音楽」に関する記事になります。と言っても、専門的な見解とかでは無く、私が音楽を好きになったきっかけやオススメ、音楽に関して思うことなどをまとめています。…

Naohiko
1か月前
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【PRIVATE】趣味としての車

しばらく投稿をサボっていました… 記事ネタのストックは割とありますが、定期的に作成するのは案外難しいです。 今回は「車」に関する記事です。と言っても、私が影響を…

Naohiko
1か月前
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【IDEA】「私」をデザイン

今回は「私」に関する記事です。これまでとは毛色が異なり、やや抽象的になりますが、人間が自分のアイデンティティを語る上で大切なテーマかと思います。 というのも、会…

Naohiko
1か月前
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【IDEA】「結局、私たちがやっていた学校数学って何だったの?」という人へ

今回は勉強に関する記事です。勉強と言っても、数学に関する内容になります。私はこれまで、noteの記事を68本投稿していますが、本業である「数学」に関する記事がありま…

Naohiko
1か月前
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【IDEA】アンガーハック!

今回は、感情のコントロールについてです。「アンガーマネジメント」という言葉で言い換えても良いです。タイトルでは敢えて「アンガーハック」という言葉で表現しています…

Naohiko
2か月前
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【PRIVATE】トレーニングモード

以前、友人に「お前、仕事しながら筋トレって良く続くよな…どんな風にやってるの?」と聞かれました。 今回は、トレーニングの様子を写真で紹介します。 メニューについて…

Naohiko
2か月前
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【IDEA】ワイルドソウル

前回に引き続き、今回も「運動」を推進するような記事になります。と言っても、筋トレやランニングなどトレーニングとしてではなく、さまざまな環境に適応するための身体づ…

Naohiko
2か月前
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【NOVEL】ある男の人生 第1話

 それは、大国に独善的な男が大統領になった頃の話である。人種差別的観念は、主張するに分かりやすい時代で、タブーとするのは今は昔なのかもしれない。「問題になってい…

Naohiko
2か月前
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【NOVEL】ある男の人生 第2話

 男は善良な気質だったが、役職が変わり、部下を従えるようになってくると、徐々に態度も変化していった。部下の仕事が気に入らなかったり、自分の機嫌が悪い時には、公然…

Naohiko
2か月前
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【NOVEL】ある男の人生 第3話

 後日、男は友人のもとへ車をとばした。道中、彼は友人の言った台詞を思い出しながら、自分らしくある友人のその後に期待が高揚するのだった。  陽が沈みかけた頃、彼は…

Naohiko
2か月前
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【NOVEL】ある男の人生 第4話

 男は生活を一変すべく、郊外に新居を構え、身の丈に合った生き方を目指した。会社での高圧的な態度を改め、模範的な上司になるよう努めた。休日は、娘の勉強を見てやり、…

Naohiko
2か月前
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【NOVEL】ある男の人生 第5話

 フランスのある劇作家は「理屈をこねると理性を追放する」と言った。男が、こんなにも誇っていた生活は、もしかすると気取った未完成に過ぎなかったのかもしれない。男は…

Naohiko
2か月前
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【IDEA】悩みのタネはどこから来るのか…

【IDEA】悩みのタネはどこから来るのか…

今回は「悩み」関するテーマになります。悩みの多くは人間関係と聞きます。教師をやっていると、生徒の元気がない場合、大概は友人関係や親子関係が原因な気がします。

それらが理由で、学校に来なくなったり、場合によっては学校を去る生徒もいます。本人は辛いでしょうが、悩み抜いて出した答えが、たとえ後ろ向きなものであっても、人生いつか「あのときの決断は良かった」と言える日が来たりします。

正直、私は人間関係

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【IDEA】良い友達ってどんな人?

【IDEA】良い友達ってどんな人?

今回は「友達」に関する記事になります。良い〇〇シリーズ第3弾になります。学校という職場にいると、生徒の友人関係が見えてきます。多くの学生にとって、友人関係の良し悪しはかなり重要になっています。SNSの普及も相まって、学校外でも繋がりっぱなしという状況です。この環境が彼らにとって良いのか悪いのか…学生だった自分を鑑みると、少々息苦しい気がします。

友人とは少し異なりますが、書店へ足を運ぶと、ビジネ

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【IDEA】良いリーダーってどんな人?

【IDEA】良いリーダーってどんな人?

今回は「リーダー」に関する記事です。会社などの組織に所属すると、その長となる人を中心に、仕事の方向性が決まってくるかと思います。明確な方針であれば、部下も動きやすいですが、曖昧であれば現場は混乱します。集団形成において、主要人物になるかと思います。

本屋が好きな私は、ビジネス書コーナーへ足を運ぶと「リーダーシップ論」「良きリーダーとは…」といった具合に、人を動かすためのハウツー本をよく目にします

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【IDEA】頭の良い人ってどんな人?

【IDEA】頭の良い人ってどんな人?

今回は「頭の良し悪し」をテーマに記事にします。たまに耳にするのが、「あいつは頭が良い!」「お前は頭の悪いやつだ…」という台詞ですが、そもそも良し悪しの基準は曖昧です。

以前、職場の飲み会の際、好きな異性のタイプが話題になり、ある同僚が「頭の良い人がタイプです!」という回答で、何ともムズカシイなと思いました。

ということで、頭が良い人というのは、どういう人を指すのか、まとめてみました。あくまでも

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【PRIVATE】趣味としての音楽

【PRIVATE】趣味としての音楽

今回は「音楽」に関する記事になります。と言っても、専門的な見解とかでは無く、私が音楽を好きになったきっかけやオススメ、音楽に関して思うことなどをまとめています。タイトル通りプライベートなものです。趣味の紹介なので、よろしくお願いします。

【音楽⇒青春】

音楽の魅力は色々ありますが、やはりイントロを聴くだけで当時の気持ちになれるところです。
二人組のフォークデュオで活動していましたが、楽曲や歌詞

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【PRIVATE】趣味としての車

【PRIVATE】趣味としての車

しばらく投稿をサボっていました…
記事ネタのストックは割とありますが、定期的に作成するのは案外難しいです。

今回は「車」に関する記事です。と言っても、私が影響を受けた人物や私の愛車を紹介する程度です。車に関して、大した知識があるわけでもなく、マニアックな部分も語れません。完全にプライベートな記事になるので、その点よろしくお願いします。

【きっかけとなった人物①】

サムネの左側の方です。現在、

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【IDEA】「私」をデザイン

【IDEA】「私」をデザイン

今回は「私」に関する記事です。これまでとは毛色が異なり、やや抽象的になりますが、人間が自分のアイデンティティを語る上で大切なテーマかと思います。

というのも、会社や学校の面接試験では…
「あなたの長所、短所を教えてください」
「自分を○○に例えると、何だと思いますか」
「1分間で自己アピールをお願いします」
など、「私」という人物を他者に伝える場面があると思います。前もって準備はしますが、口下手

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【IDEA】「結局、私たちがやっていた学校数学って何だったの?」という人へ

【IDEA】「結局、私たちがやっていた学校数学って何だったの?」という人へ

今回は勉強に関する記事です。勉強と言っても、数学に関する内容になります。私はこれまで、noteの記事を68本投稿していますが、本業である「数学」に関する記事がありませんでした。日頃、教壇で生徒に向かって授業している手前、わざわざnoteにする必要もないのかなと思っていたのかもしれません。あるいは、数学と言っても、最早仕事の一部になっているので、学生の頃のような、純粋な気持ちで数学を語るのが難しいと

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【IDEA】アンガーハック!

【IDEA】アンガーハック!

今回は、感情のコントロールについてです。「アンガーマネジメント」という言葉で言い換えても良いです。タイトルでは敢えて「アンガーハック」という言葉で表現しています。これは、管理ではなく、成長を加速させる、という思いを込めています。

「喜怒哀楽」という感情がある中、この「怒」というものが、最もコントロールが難しい気がします。
書店では、自己啓発コーナーや心理学コーナーに「怒りのコントロール」に関する

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【PRIVATE】トレーニングモード

【PRIVATE】トレーニングモード

以前、友人に「お前、仕事しながら筋トレって良く続くよな…どんな風にやってるの?」と聞かれました。
今回は、トレーニングの様子を写真で紹介します。
メニューについては、日々変化しているので詳細は記しません。あくまでも、私の趣味であり、アマチュアの部類だと思って参考にして下さい。ただし、3つの「軸」でもって行います。

1、「巧みさ」
⇒いわゆる、神経系への意識です。運動動作のフォームを大事にします。

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【IDEA】ワイルドソウル

【IDEA】ワイルドソウル

前回に引き続き、今回も「運動」を推進するような記事になります。と言っても、筋トレやランニングなどトレーニングとしてではなく、さまざまな環境に適応するための身体づくりになります。適応…いわゆる「馴化」という表現で書いてみます。メディアでは、暑熱順化や寒冷順化と書きますが、敢えて「馴」の漢字を使用します。

どうして、「運動」することが、環境への「馴化」に繋がるのか、私なりに考察してみました。

【野

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【NOVEL】ある男の人生 第1話

【NOVEL】ある男の人生 第1話

 それは、大国に独善的な男が大統領になった頃の話である。人種差別的観念は、主張するに分かりやすい時代で、タブーとするのは今は昔なのかもしれない。「問題になっていることを沈黙するようになったとき、われわれの命は終わりに向かい始める…」もしそうだとすれば、我々は声を上げ続けなければならない。
 これとは全く関係無いが、とある国の大都市に、立身出世を夢見る青年がいた。彼は貧しい雪国育ちで、将来、町の炭鉱

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【NOVEL】ある男の人生 第2話

【NOVEL】ある男の人生 第2話

 男は善良な気質だったが、役職が変わり、部下を従えるようになってくると、徐々に態度も変化していった。部下の仕事が気に入らなかったり、自分の機嫌が悪い時には、公然な場で彼らを厳しく叱責してみせた。男は必要以上に高価な車を所有し、自分の趣味に金をかけるようになった。新婚当時、あれほど家庭を大切にしていたが、以前と比べると、仕事の量は増し、その質も責任のある重厚なものになりつつあった。終日、働き続け、稀

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【NOVEL】ある男の人生 第3話

【NOVEL】ある男の人生 第3話

 後日、男は友人のもとへ車をとばした。道中、彼は友人の言った台詞を思い出しながら、自分らしくある友人のその後に期待が高揚するのだった。
 陽が沈みかけた頃、彼は適当な道の駅に車を停め一休みをした。硝子張りの喫煙所で一服をしていると、一人の男に出くわした。胡麻塩頭で顔の小じわが目立つ中年男だった。ジッポーに燃料が無いからか、ホイールをいくら回しても着火出来ずにいた。
「貸しますか」男はライターを差し

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【NOVEL】ある男の人生 第4話

【NOVEL】ある男の人生 第4話

 男は生活を一変すべく、郊外に新居を構え、身の丈に合った生き方を目指した。会社での高圧的な態度を改め、模範的な上司になるよう努めた。休日は、娘の勉強を見てやり、家族との時間を少しずつ増やしていった。
 半年ほど経ったある日、男は出張で近くの町へ出かけて行き、商用を終えると、適当な喫茶店で休憩を取っていた。
 しばらくして、店の引き戸が開き、一人の男性が入店すると、つかつかと男の側に近寄って「久し振

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【NOVEL】ある男の人生 第5話

【NOVEL】ある男の人生 第5話

 フランスのある劇作家は「理屈をこねると理性を追放する」と言った。男が、こんなにも誇っていた生活は、もしかすると気取った未完成に過ぎなかったのかもしれない。男は少なくとも悪ではなく、かと言って善とも言い難い、大らかな気持ちで我慢しており、不満に似ているが幸福でもない。それは、実現しえないものに対する郷愁のようであり、男にとって幸福とは近づくことは出来ないが、絶えず追及していくものなのかもしれない。

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