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ベテル修道女の言葉

「かがくいひろしの世界展」で展示されていた、かがくい先生が学生時代に寮のベット脇に貼っていたという自筆のメモ。
そこに記されている「ベテル修道女の言葉」とされている一節が沁みたので、別に紹介します。

効果があるからやる。効果がなければやらないという考え方は合理主義といえるでしょうが、これを人間の生き方に当てはまるのはまちがいです。この子どもたちは、ここでの毎日毎日が人生なのです。その人生をこの子どもたちなりに喜びをもって、充実して生きていくことが、大切なのです。わたしたちの努力の目標もそこにあります。

ドイツ・ビールフェルト ベテル施設 修道女

かがくい先生がどこでどのようにこの言葉に出会ったのかはわかりません。
原典が何かも調べきれませんでした。

しかし、特別支援教育に携わる者として、心に留めておきたい一節だなとしみじみ思い、カメラに残したのです。

かがくい先生の作品からもこの想いが滲み出ているような気もします。

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