ついに劇場公開!【実写版シティーハンター】
Netflix限定で配信されていた実写版「シティーハンター」
レビューでも多く要望に出されていた劇場公開が、2週間限定(9/27〜10/10)、全国わずか2館(東京・調布、大阪・心斎橋)ながら実現!
昨日1日、都民の日でお休みの長女(高2)、次男(中2)、三男(小5)を引き連れて参戦してきました。
劇場で観るアクションシーン迫力満点で、そこだけでも満足。
これまでスマホの画面とイヤホンからの音響で観ていたのですが、より感じたのは音の繊細さ。
スマホ鑑賞では聞き逃していた音やセリフがけっこうあったなぁという感じがします。
一方で、アップのシーンは劇場のスクリーンで観るにはアップすぎる場面もあったような印象です。
そこはやはりスマホやタブレット、パソコンでの視聴を意識して作った作画ということなのでしょうか。
(そのせいで云々ということは全くありませんが)
そして、一番グッときたのは海坊主登場シーン。
ハッキリ出てました!やはりここです!
これは劇場公開の醍醐味でしたね。
それで思ったんですけど、あの海坊主登場シーンって、かなりサービスだなぁと思うのです。
あのシーンが獠の回想として描かれることは、実は原作ではありません。
海坊主やブラッディ・マリーの語りで描かれる獠の過去として描かれるコマです。
アニメ劇場版「|天使の涙≪エンジェルダスト≫」でも本人の回想としては出てきません。
今回の作品では、あのシーン、獠のセリフだけで事足りると言えばそうなのですが、あのシーンを入れたことで海坊主の登場機会を得られているのも事実。
原作のベースになるところでは、まだ海坊主が出ない範囲だけど、人気キャラである海坊主は何とか出したいという熱意も感じます。
すごいのは、初見でこの海坊主を見つけた次男ですね。あのシーンを観てピンとくるあたり、なかなかの原作愛です。
改めて、原作とアニメで愛された作品を、あえて原作の初期をベースにしたオリジナル脚本で挑み、形にしたことは素晴らしいなと感じました。
合わせて、改めて続編への期待が膨らむ内容だったなと感じています。
賛否両論の否には物申したいズレたものが多いなぁと感じるほど肩入れの贔屓目ですが、ぜひこのスタッフ、キャストでの続編を楽しみにしています。
劇場公開は10月10日まで。
もう一回観たいなぁ…