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先延ばし対策3選#48

心理学と行動経済学の記事 第48回


「今日やる予定やったけど、明日も余裕あるし、明日でいいや!」


誰しも思ったことがあるのではないかと思います!面倒な予定などは、明日に回してしまいがちですが、先延ばしは未来の時間を奪っていることになります!


あの時できていたのに……。

余裕があると思ってたら、急に予定入った…。


未来は不規則で予想外です。その時に、重要な時間を奪ってしまうのは、ほかでもなく自身の責任になります。


今回は、先延ばしを回避するための3つのルールを紹介します!


本記事は、https://www.lifehacker.jp/2018/10/stop-procrastination-brain-rules.htmlを参考にしています。
なお、元記事では、5つのルールを紹介しています。コンパクトに紹介し、より身近に実践的に活用できるよう3つに絞りました!



1.ツィガルニク効果


未完了のタスクの方が、記憶に残りやすい。


ある研究(https://doi.org/10.1111/j.1467-6494.1982.tb00745.x)で、人は、まったく手を付けていないタスクよりも、途中まで取り組んだタスクのほうが、はるかに意欲がわきやすいことがわかっています。


誰しも、事の続きは知りたいものです。中途半端にしておくと、そのタスクが気になってしまい、結局、最後までやり遂げてしまうという心理効果があります。

タイマーを5分にセットして、やってみてください!おわらそうとしても終えることが難しいでしょう。

でも、大丈夫です!タイマーの音はきっとなんの効果を持たないほど、自身のタスクに集中したくなりますから!



2.パーキンソンの法則


仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する。


近年、テレワークやリモートワークにより、会議のあり方が問われています。

その際、この法則がよく使われています。

簡単に言えば、会議の時間を10分に設けても、30分に設けても、その時間を全部使わないといけないと感じていまう効果です。

夏休みの宿題なんかで、この法則が存分に発揮されます。

40日間与えられると、毎日コツコツやって40日ぴったりでおわらそうとします。(最後に全部やろうという人はこの法則のレールに乗っている)

でも、最初の10日間で終わらして、30日間は宿題に縛られない生活を送った方がよっぽどいいのではないかと思います。


是非、与えられた時間ではなく、この法則を考慮して、自分で設定した時間でタスクを行なってください!



3.プレマックの原理


好ましい行動は、あまり好ましくない行動に対する報酬として使うことができる。


簡単に言えば、ご褒美を用意しよう!ということです!

何かが終わる時に、私にはこんなご褒美がある!

ここを乗り越えれば……。

このような状況を作ってあげると、より行動にとっつきやすくなります。


ある研究で、子供にアメとムチは通用するのかを調べた実験がありました。

実際は、アメの効果はあるが、ムチは効果があまり見られず、むしろ逆効果になる場面があったことが分かりました。


ただ、この原理は、あくまで「原理」です!

私自身は、アメやムチなど関係なく、自身の力を高めるために行動しようとしています。(ただ、行動した結果、多大な成果が出るというアメだと考えると、実はアメに誘われているのかもしれない)




他にも、書かれていることがあるので、是非記事を参照してください!


ここでサポートいただいたものは、全て私の母の病気への還元に使わせてただいています。