移動革命は「必要」だから起きている!トレンドじゃない!My Topic's #contents.4
世界的に動きが出ているを移動革命(モビリティ革命)は、何も流行ではなく、今必要であるから起きています!
今回は、今起きている移動革命が起きなかったらどうなるかを、2つの観点から見て、記事にしました!
では、いきましょう!
本記事は、「自動運転ラボ」の記事を参考にしました。https://jidounten-lab.com/u_worst-scenario
公共交通への影響
まず、1つ目の観点は公共交通への影響です。
これについて、都市部、地方部の両面から見ていきます。
〜都市部〜
まず、移動革命が起きない場合、都市部で考えられる問題は渋滞です。
現在車は既に溢れかえっており、一般道でもそうですが、高速道路でも渋滞情報等を耳にすることが多いと思います。
このまま移動革命が起きないと、渋滞の問題は解決されません。
また、都市部で車が集中的に集まることによって、環境問題もより加速していきます。
このような状況を解決するために、移動革命による施策が重要になってきます。
カーシェアリングや、電気自動車、公共交通機関の発達等は、上記の問題解決へと導いてくれます。
〜地方部〜
地方では、移動革命が起きないことによる問題は都市部より懸念されます。
現在でも、地方交通はすでに負のスパイラルに入っているといえます。
バス輸送の年間人員数は、1970年頃の100億7300万人から減少傾向であり、2007年には4200〜4300万人になっています。
また、バス会社は全体で71%も赤字になっており、地方のバス会社はもっと深刻な事態になっています。
→ここから、バス会社の財政を圧迫され、バス会社の倒産も増加していきます。
移動革命が起きないと、高齢社会や人口減少により、この状況に拍車がかかります。
また、バスなどの公共交通機関がなくなると、高齢者はマイカーを保持することになります。
高齢者によるマイカー保持は、交通事故の増加につながります。
物流面への影響
もう一つの影響は、物流面への影響です。
拡大を続けるEC(電子商取引)市場に対し、物流を担う運送業が抱える問題が深刻になりそうです。
経済産業省の調査によると、国内ECにおける2017年のB2C-EC市場は、前年比8.96%増の18.0兆円に拡大している。
EC市場が拡大による宅配需要増加に加え、人口減少等により、ドライバー不足が顕著になります!
2018年の有効求人倍率は、全職業で1.35倍に対し、貨物自動車運転手は2.68倍と人手不足が顕著です。
もし、移動革命が起きないと、このEC市場ら衰退し、経済も衰退していくことは分かります。
私の考え
このようなイノベーションが起きないと、私たちの環境はどんどん衰退していきます。
移動革命は、トレンドで起きていることではなく、世の中の必要に迫られたものなのです。
むしろ、もっと早くから着手する必要があったのではと考えています。
欧州では、2016年ごろには法整備をされているところもあることを耳にしました。
話題になっているものには、必ず世の中の解決につながることです。もし移動革命が起きていなかったたら、もし5Gがなかったら……、
そういう観点で見てみると、面白いかも知れませんね!