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本当は『苦しみ』なんて存在しない?!『苦しみ』の捉え方 vol.4 完結

こんにちは、スナオイロのナオコです。
前回に続いて、『苦しみを手放して、かろやかに心の平安を感じながら生きていきていく』ための話を、スナオイロ流で書いております。
今回で一応このシリーズは完結です!

世の中の人たちが言う話と少し違うかもですが、わたしのセラピスト時代の知識と、みっともない体験もさらけ出したリアルで生きたわかち合いです。笑(だからこそ意味があると思っています✨)

ずっと苦しいと思いながらも同じ生き方をしていたのであれば、今までとは違う視点を取り入れる必要があるわけですね。
こんな風にものごとを捉える人もいるのね…とちょっと変わったスナオイロ流の視点を楽しみつつ、参考にしていただければうれしいです☺

よかったら 👇vol.1 からご覧くださいませ。


🔶過去の苦しみと向き合う

過去は終わったことで変えられない。
たしかにそうです。
でもそれは、感情にとっては表面的なことだったりします。
過去の感情は、あなたと一緒に今も生きています。


🔹苦しみの事象に感謝

あなたの人生経験の中で、「あの時は大変で苦しかったけど、あの出来事があったからこそ今の自分がある」と思えることはないでしょうか?!
その中でも誰かを貶すようなことのない、その出来事やタイミングなどすべてに感謝できる経験です。

わたしの場合だとこんな感じです👇

「ギャンブル依存症の元夫との結婚生活は本当に大変だったし、自分の非を認めながら向き合っていく過程も本当に大変だったけど、その経験があったからこそ、今のわたしは精神的に満たされていて自分を受け入れられるようになりました。
この経験をすることができて本当に良かったなと感謝しています!」

「いい人ぶってんじゃないの?!」と嘘くさく感じられるかもしれませんが、これが本気なんですね。
「頭おかしいんじゃないの?!」と思われるかもしれませんが、それは否定できません…。笑


🔹苦しみの感情は癒されない限り何度でも蘇る

「あの出来事があったからこそ今の自分がある」と思えることはたくさんあるけど、その時の怒りなどの不快な感情は未だに残ってる」という方は けっこう多いのではないかと思います。

「相手が悪いのに、それを良かったことになんてできないでしょ!」
そう思うのがこの世界の常識のようになっているので、あなたの心が狭いというわけでもありません。
また、感謝をするために自分を抑圧するのであれば、新たな苦しみが生まれてしまうので違いますよね。

でもね、このように当時の不快な感情を持ったままだと、あなたはずっとこの怒りの感情たちと一緒に生き続けていくことになるのです。


🔹過去に囚われ続ける不必要な苦しみ

ふとしたときに思い出しては過去の不快な感情が蘇ってきて、もう何十年も前の遠い過去のことなのに、今現在も同じ状況を体験しているような怒りや悲しみがこみあげてくることありませんか?

わたしたちはこのような癒されていない感情を子供のころからたくさん抱えていて、いつそれらが再爆発してもおかしくない状況で生きているのです。
(スピリチュアル的には『インナーチャイルド』と言ったりします)

わたしたちは苦しみの事象が起こったときにストレス解消と言って、暴飲暴食をしたり、買い物しすぎたり、性的欲求にはしったり、ギャンブルしたり、騒いだりして発散できた気分になっています。

でもこれが一時的なごまかしにしかなっていないから、過去のことで再度怒ったりすることになっているわけですね。

過去の1つの苦しみの感情が癒せないまま自分の内側にあるから、些細な出来事で怒りなどの感情が湧き出てしまったり、その波長が新たな苦しみを引き寄せてしまったりしている悪循環…。

わたしたちはこういった『過去の苦しみの感情と共に生き続けている』ということに気づいて、『手放していく=癒していく』ことがとても重要になると思います。
わたしたちは、過去の苦しみで何度も何度も苦しまなくてよいのです!
この苦しみの連鎖を断ち切っていきたいですね☺


🔶『投影』自分の苦しみに気づいて統合する

🔹『投影』とは

『投影』について書いておきたいと思いますが、わかりやすく説明をする自信がなかったのでAIの回答をどうぞ☺

心理学において「投影」とは、自分の中にある受け入れがたい感情や衝動、劣等感、認めたくない人格などを、自分が持っているのではなく他者が持っていると思い込む心の働きです。

投影は、ストレスへの対処法である「防衛機制」の一つで、自分の否定的な側面を他人に映し出して自分を防衛するメカニズムとして重要視されます。また、創造的で芸術的な心の働きとして作用することも少なくありません。

AI

他者の言動を見たり聞いたりしたときに、
「わたしは何でこんなことでこんなにもイライラするんだろう…」
と、不快になったり、拒絶したくなったりすることありませんか?

実はそれ、自分自身がやっていること(やってきたこと)でもあって、それを他者を通して鏡のように見せられているんですね。

つまり、自分を知るには『他者を見て揺れ動いた感情や状況と向き合ってみる』ことが大切で、それによって自分の苦しみの思考パターンなどが見えてきます。


🔹『統合』とは、自分の非を認めて受け入れること

『自分の非を認めながら向き合っていく…、その経験があったから今は精神的に満たされていて自分を受け入れられるようになった』

と、このページの最初のほう『🔹苦しみの事象に感謝』のところで書きました。
この『自分の非』…これがわたしが切り離していた部分ですね。

わたしには『非』がいっぱいありましたし、まだまだ出てくるかもしれないですけど(笑)、この出来事では、
『元夫のことを自分の思い通りにコントロールしようとしていたこと』
『多くのことを人のせいにして、他人軸で生きてきたこと』
を自分の非として認めることになりました。

「この汚い支配的な生きものは、わたしの一部でした」と受け入れたということです。
良い部分も良くない部分もまるまる受け入れる。
これが統合であり、自分を真に受け入れるということになります(とわたしは思っています)。

統合ができると先ほど書いたように、「この体験をできて本当に良かった!」と苦しみが自己犠牲を伴うことなく感謝とよろこびに変容し、いろんなことが癒されていくようになります。


🔶『苦しみ』は自分が蒔いた種だった

vol.1からここまで読んでみていかがだったでしょうか?!
この見出しの『『苦しみ』は自分が蒔いた種だった』ということがなんとなくわかってきたでしょうか?!
(なんとなくでOKです! しっくり腑に落ちるタイミングは人それぞれなので☺)

自分の内側にあるものがさまざまな形で見せられ、それを他者からの苦しみだと捉えていたから解決できなかったんですね。

このようなことがわかってきたのなら、これからのわたしたちはどうしていけばいいのでしょうか?!

そう、「自分が苦しみの種を蒔かないようにすればいい」ということです☺
自分が蒔かなかったら『苦しみ』なんて存在しなかった
んですね。

でも自分で蒔いた種は自分で責任もって刈り取る必要があります。
ただこれは同時に、自分が精神的に学び・成長するための種でもあるので、しっかり自分と向き合っていけば、本来の自分が求める精神的な豊かさや幸せを収穫することができるわけです✨


🔶『「苦しみ」の捉え方』完結!

いつもご覧いただきありがとうございます!
ついに『本当は『苦しみ』なんて存在しない?!『苦しみ』の捉え方』シリーズ完結です✨

このような話のときに、『統合は大事です。統合しましょう』ということはよく言われると思いますが、でも「実際『統合』するってどういうことなの?」って思ったことありませんでしたか?
このnoteで少しおわかりいただけたのであれば、うれしく思います☺

『統合』のことは、本当に今の時代・これからの時代にとても大切なことになると思っています!
書き切れていないことも多いと思うので、また機会を見て、もう少し詳しくお話させてくださいね。

それでは👋 苦しみを手放し、生み出すのを止め、軽やかに進んでいきましょう♬
拙い文章ですが、またどうぞご覧くださいませ☺
ありがとうございました!!

ありがとうございます! このnoteを良いな♪と思っていただけましたら、サポートをよろしくお願いいたします☺