見出し画像

散布図を作ってみた

画像1

少し前にNetflixのTwitterで散布図が掲載されていて、面白いなと思ったのでわたしも作成してみた。

手っ取り早く、且つ、取り掛かりやすそうなホラー映画から!なぜなら、ホラー映画は他のジャンルと切り離された孤高のジャンル…!(大袈裟)どの要素が入ってきてもホラーの要素が勝つからジャンルとして最強。(大袈裟)例えるならカレーのように、何に混ぜてもカレー味が勝つ…みたいな感じだと思う。

作り始めて意外と困ったのが、軸のテーマ。そしてフランス語での言い方。縦軸は「幽霊怖い」ー「人間怖い」、横軸は「驚き」ー「お笑い」で作ってみた。怖いものって冷静に観ると笑えてきちゃう。幽霊って満を持してバーンと出てきた後、どうやって退散するんだろうとか考えると完全にコメディ。スゥッと消えるのだとしたら登場に対してあっさりしすぎて肩透かしだし、歩いて去るわけないし。大体の作品は場面を切り替えてしまう。気になる。

そういった意味では「呪怨」は、わたしの中では完全にコメディだった。これには訳があって、その当時お金がないけどホラー好きなわたしは、まず図書館で小説を借りて読んでいた。話の内容を知っていると余裕が生まれるのも当たり前だ。映画の中でももちろん気持ちの悪い描写もあるんだけど、ブリーフ一丁の白い男の子が出てきたら生い立ちも何も知らないし、そのビジュアルで笑っちゃうよ!「幽霊に言うのもなんだけど、上着貸そうか?」って声かけたくなると思う。

結論から言うと、個人的に怖い話は映画で観るより文字で読んだ方がはるかに怖い。フランスのドラマ「マリアンヌ(MARIANNE)」は悪夢と小説をうまく絡めていて、なかなか怖かったんだけど、いざマリアンヌが現れたら……漫☆画太郎先生!!って言わずにはいられなかった。この気持ち、日本人の皆さんなら分かってくれると思う。結局、想像してる時が一番怖いんだろうな…。

【散布図について】
散布図をよく見ると作品に色枠がついてるのをお分かりいただけただろうか…(怖い話風語り口調)
白枠…日本🇯🇵 / 赤枠…フランス(語圏)🇫🇷 / 黄枠…その他の外国🌎

[掲載させていただいた作品名]
■マリアンヌ(MARIANNE) 
■インシディアス(Insidious)
■呪怨(Ju-on)
■超常現象調査官(PARANORMAL INVESTIGATION )
■来る(Kuru / It comes)
■シスター(Hostile)
■カンタヴィルの亡霊(Le Fantôme de Canterville)
■リング(Ring)
■着信アリ(La Mort en ligne/ One Missed Call)
■沈黙の死(Un soupçon d'innocence)
■シャイニング(The Shining)
■マーターズ(Martyrs)
■最終絶叫計画(Scary Movie)
■es[エス](Das Experiment / L'Expérience)
■犬鳴村 (HOWLING VILLAGE / Inunaki, le village oublié)
■カメラを止めるな!(One Cut of the Dead/ Ne coupez pas !)
■CLIMAX クライマックス(CLIMAX)
■ミッドサマー(Midsommar)
■ヒメアノ〜ル(Himeanole)
■穴(The Hole)
■恐怖ノ白魔人(Aux yeux des vivants)

掲載した作品ひとつひとつに感想を述べたいけど、それはまた別の機会に。

※テキスト・画像の無断転載・複製を固く禁じます。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?