Riskakaの今までと今とこれから
早いもので2022年も後1ヶ月となりました。
Riskakaも3度目の年末を迎えようとしています。
ただ、今年は色々事情が違う年末を迎えようとしています。
ちょっと長文ですが、しっかり吐き出して整理しようと思っているので
お付き合いください。
マルシェ参加型のSHOPとして、米粉のヴィーガン焼きドーナツから
始めたRiskakaですが、
去年の10月に米粉クッキーのヴィーガンバターサンドがバズって人気となり、
期を同じくしてグルテンなしの100%米粉パンも人気となり、
それ以降忙しい日々を送らせていただいています。
特に今年は秋以降、小麦の高騰やグルテンフリーの認知を受けて
マルシェではあっという間に完売、製造をすればその分売れてしまうという
ありがたい事象が続きました。
開業当時はドーナツを焼いても全く売れず、行きと帰りの荷物の重さが
変わらなかったり、売れ残りを兼業しているカフェのスタッフさんに格安で
販売したり、はたまた緊急事態宣言で売る場所がなく、工房で泣く泣く
試作を続けたり…とそれなりの苦労もしながらやっとここまで来たという
感じでした。
また今年の春先から始めた「グルテンフリー&ヴィーガンお菓子教室」や「フライパンで作る米粉パン教室」も全て満席となり、受けていただいた皆さんからも好評で特に米粉パンは手軽に作れるからと喜びの声もたくさんいただきました。
このまま波に乗れば好調!と思いきや大きな誤算は恥ずかしながら
「資金調達が追いつかない」ということでした。
売上が悪い時も通販や小規模イベント、卸などそれなりに購入いただける機会は
あったものの、貯金を崩しながらの運営はやはり大変でした。
そして売上が上がるにつれ、仕込みからイベントへの電車での移動、販売、終わった後の経理やメンテナンスを1人でこなしていくのがどんどん困難になってきました。
当然色々な仕入れやそれに対しての支払いもほぼその場しのぎで済ませていた
こともあり、資金調達が追いつかない時は負債を抱えて進むのみとなっていました。
そんな中、今年の夏頃にとあるところから工房移転のお話をいただき、そこが常設販売の場所もできたり教室がいつでもできるという可能性を秘めた場所だったので、やっと売上もさらに増やせるようになり色々とチャレンジできることができる!と気合が入って取り組めていました。
ところが、先方の都合で入居のタイミングが3ヶ月遅れた上、11月に突然その物件を手放すので移転の話はなしという連絡が来て…愕然としました。
今お借りしている工房にも退去の意向を伝え、あれこれ準備に取り掛かろうという時だったのでもうパニック寸前です。そこから色々と歯車が狂い始め、移転を一から始めるというタスクが増えてしまい全く頭が回らなくなりました。
現状、お恥ずかしながら資金繰りはショート寸前まで来ています。
これ以上Riskakaの看板を守るためには移転のことを考える以前に路線変更を
するしか方法がありません。
もちろん投資家の方がポッと現れて資金提供などしてくれたら…なんて思いますが理想ばかりで運営できれば苦労はない訳でして…。
日々の資金調達や今後Riskakaをどうして行こうかと毎日悩んでいたら体調を
崩してしまい、ちょっと目をやられてしまった感じです。左目に色々なものが飛んで見えるようになってしまいました。単に甘いものの試食しすぎかもしれませんが(笑)。
ただ夢はまだまだたくさんあります。
工房も構えたいし、大阪にグルテンフリーやヴィーガンの取り扱い店を増やしたい、コロナ後の健康管理も提案レクチャーしたい、次の世代の担うパティシエを育てたい。もちろん教室も続けたい。
正直、米粉パンとドーナツ、ヴィーガンバターサンドのクオリティには自信が
あります。もっと美味しくしたいしレパートリーも広げたい。
ただ、この一世一代の大々ピンチをどう切り抜けていけばこの夢の続きが見れるのかが全くわかりません…。
もしご教授いただけたりあわよくば資金提供をしてくださる方がいれば、いつでもプレゼンさせていただきます。
年齢の割に夢は熱いので覚悟してください(笑)。
この思いがどうか届きますように。