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信用取引活用の是非

株式投資には現物取引の他に信用取引があります。

信用取引は元手の3倍近くまで取引が出来るという特徴があり、その利用については賛否両論あるところですね。

賛成派の主張は、

・少ない元手でも大きな利益を出すことができる
・空売りを利用することで下落局面でも利益を狙えるがあります。

一方、反対派の意見は、

・想定より損失が大きくなることがある
・保有期限があったり、金利などのコストが発生したりする
・空売りで失敗した場合、損失は無限

といったところでしょうか。

では、どちらが正しいのか?

これに正解はなく、どちらの主張も正しいです。

株式投資している人には色んな人がいますから、信用取引を利用して成功している人もいれば、現物取引だけで成功している人もいます。

ただ、個人的な感覚としては失敗している人の多くは信用取引を利用している人じゃないでしょうか。なんとなく。

そんな私は株式投資を始めて間もない頃からこれまで信用取引を利用して株式投資をやっています。

そして今の資産があるのも信用取引を利用していたからこそだと思っています。

それなら当然信用取引については賛成派かというと、素直に「そうです」とも言えない自分がいます。

それは、成功ばかりではなく、何度も失敗し痛い目に遭ってきたから。

わたし個人的な信用取引についての見解は、以下の条件を満たしているような人であれば、信用取引の利用もありだというものです。それ以外の人は無理に利用する必要はないと思います。

利用してもアリの人

・運用額が小さい(大きい小さいの感覚は人それぞれ)
・余裕資金で運用している
・ある程度の損失は覚悟の上で、短期間で稼ぎたい
・短期売買で利益を出した経験が何度もある
・スキャルやデイトレ、スイングで投資している
・相場全体が暴落した時にだけ利用ができる人

信用取引はメリットもある一方で、強烈なデメリットがあります。それは大失敗した時に一発退場の可能性があるということです。

現物だけであればそのリスクはほぼないですが、信用取引で無謀な利用をするとその可能性はありえます。

そのデメリットを意識しながら、許容範囲で利用することが肝心です。

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