ロケット少年との出逢い。
13歳の少年は、
黙々と木を彫り続ける。
きっかけは、2年半前。
北斎の版画に魅せられた。
少年は学校には行かない。
でも、とっておきの居場所がある。
それが、
東大の中邑先生率いる「ROCKET」だ。
ROCKETは、
”Room Of Children with Kokorozashi and
Extra-ordinary Talents”
の頭文字をとったもの。
志とユニークな才能をもった、
子ども達が集う部屋。
初めて出会った時、
中邑先生は少年にこう言った。
「君は版画を通して、
歴史を学び、漢字も学ぶ。
堂々とやれ。」
4,5年前に偶然ROCKETを知って以来、
いつか間近で見てみたいと思ってた。
衝撃的だったからだ。
「居場所としての教育」が在る、ということが。
好きは後押しされ、衝動が歓迎される。
面倒くさい個性のひとつひとつが愛される。
結果、Project Based Learningが主軸となる。
それは今、
日本の学校がぞって取り入れようとしているものだ。
言葉が一人歩きしないといい。
能動的学習は、子供たちの「好き」ありき。
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真っ白なROCKET HOUSEには、
のびやかな子供と、見守るスタッフと、
穏やかな親御さんたちが集っていた。
子供たちの未来に、自分はどう関わる?
問いかける、考える。
https://rocket.tokyo/seminer_event/event/2019/09/30173958