FEELCYCLE 初回レッスンのまとめ
このドキュメントは FEELCYCLE の初回レッスンを予約したが当日まで落ち着かない人に対して具体的なイメージを想起させることを目的としている。なお、記載にあたっては 2024 年 3 月現在における五反田店 (GTD) のサービスを前提としており、異なる時期や店舗の事情を考慮しておらず、同時にこれに関する異議申し立てには対応しかねる。
初回レッスンの持ち物
靴下と下着 (意図せず大量の汗をかくため、着替えがあると不快感を回避できる。最悪忘れたとしても受講はできる)
初回レッスン時に配布されるもの
バスタオル (茶色だった。とりわけフワフワではない。レンタル品のため返却が必要。次回以降は配布されない)
フェイスタオル (茶色だった。レッスン中に持ち込み汗を拭く。レンタル品のため返却が必要。次回以降は配布されない)
レッスンウェア上下 (黒色の薄い素材。スーパー銭湯の館内着を想起させる素材。レンタル品のため返却が必要。次回以降は配布されない)
水 500 mL ペットボトル (一般的な水。硬水か軟水は確認できず。ペットボトル 1 本をレッスン 45 分で飲み切る目安。次回以降は配布されないため、水の持参が必要。)
会員証 (レッスン終了後に配布される黒色のカード。NFC タイプのカードで、店舗に来た際に受付端末にタッチをすると、予約したバイクの番号等が表示される。裏面に直筆でサインをしなければいけず、それが手書きゆえにダサくなる。できれば印字していただきたかった)
店舗に到着してから終了までの流れ
私は土曜日の 8:00〜8:45 のレッスンを予約した。土日と平日で店舗の営業時間が異なるため注意。
6:00
土曜日にしては意識高く早めに起床。本当に眠い。外は寒くできれば寝ていたい。
7:20
店舗前到着。初回レッスンは 30 分前に店舗に到着する旨案内があったため、念のため少し早めに到着したが、土曜日の営業時間が 7:30 からであったため、寒い中外で待機した。この時点で他に開店を待っている人はいない。常連はギリギリにくるのかと推察。なお、7:27 頃にスタッフの方がエントランスを解錠したが、7:30 まで待つようにと早めに入店することは叶わなかった。
7:30
入店しようとしたら、土足厳禁であることを指摘され、その場で靴を脱いで FEELCYCLE オリジナルの靴入れトートバッグに収納。タブレット端末で流れの説明を受け、タオル類のレンタル品を受け取り、更衣室へ。
7:35
更衣室に入る。この時点で他に 3 名ほどがいた。ロッカーはそこまで大きくなく、ダウン等大きい荷物がある場合、ややキャパシティ不足を感じうる。靴はロッカーに置いておき、レンタルウェアに着替え、靴下の状態で再度受付へ。なお、初回レッスン時は赤いリストバンドが渡され、それを腕に巻く必要がある。
7:45
ここから担当いただくインストラクターの方に案内がバトンタッチ。靴のサイズを確認し、専用のシューズに履き替える。このシューズはバイクの足元と固定されるようになっており、それゆえ店舗にある専用シューズを必ず履かなければいけない。サイズと数量は潤沢にあった。シューズの裏にはバイクと固定するための金具が付けられており歩きにくい (ロードバイクに乗ったことがある人なら理解できるかと思われる)。STUDIO に入る前に、消毒液を与えたキッチンペーパー的なものを手に取る。
7:50
バイクを除菌し、バイクのセッティング方法や足の固定方法を教わる。特に難しい要素はないが、事前に YouTube の動画 (FEELCYCLE マイページより遷移可能) を見ておくと理解が早まる。この時点でレッスン開始 10 分前であるが、約 40 席のうち 10 人ほどが待機していた。レッスンが始まるまで、準備体操がてら軽く漕いでみる。
8:00
レッスンをキャンセルした人はほとんどいないようで、ほぼ満席の状態でレッスンが開始された。男女比は 3:7、年齢層は 30〜40 歳がボリュームゾーンかと思われる。もちろん 20 代や 40 代以上もいたが、土曜朝ということもあり主婦と思われる人が多かった。STUDIO は暗闇となり、インストラクターが輝き、音楽が流れ始めた。レッスンは BB1 House 1 を受講したが、負荷が小さい高速漕ぎや負荷を大きくした立ち漕ぎが満遍なく繰り返され、同時に体を上下前後に動かしたり、ダンベルを用いて腕の筋トレをしたりと、飽きさせない工夫が施されていた。いわゆる HIIT トレーニングに近く、カロリーが多く消費される理由がわかった気がする。なお、YouTube 等のプロモーションビデオではめちゃくちゃノリノリでクラブのような雰囲気が見られたが、実際のところほとんどの人が顔をしかめており、楽しいものの辛い状況が垣間見えた。概ねノリノリだったのはインストラクターだけであった。
8:30
事件は起きた。右足ふくらはぎが攣ってしまったのである。もう漕げないし、靴はバイクに固定されているためなかなか思うように回復ができない。だいぶ辛い顔をしているとインストラクターの方が察して近寄ってきてくれ、難しそうならバイクから降りてストレッチしたり外に一旦出たりしても良いことを伝えてくれた。幸いにも数分軽く漕ぎ続けたら痛みは解消された。
8:40
終盤に差しかかっていたところ、悪夢再来。今度は両足ふくらはぎが攣ってしまったのである。泣きたい。痛すぎる。幸いにもダンベルを用いた筋トレとストレッチのフェーズであったため、バイクから降りて足を使わずにトレーニングを続行した。
8:45
無事にレッスンが終わり、任意で残り、足のストレッチをインストラクターの方が進めてくださる。この時点で半分以上の人がストレッチをせずに退出していた。
8:55
靴を脱ぎ、返却場所に起き、更衣室へ。シャワーは 8 スペースほどあり、待ち列が発生することはなかった。この点はありがたい。ボディソープとシャンプーは常備されており、これらを持参する必要はない。ドライヤーもあるが風量が強いとは言えず、完全に乾くまでに自宅比で 1.5 倍程度の時間を所要した。利用したウェアやタオルは更衣室内の回収ボックスに返却した。この時点で次のレッスン枠に参加する人で更衣室が混み合っていた。
9:10
受付に戻り、トライアル期間やその後のプラン選択について説明を受けた。また初回レッスンアンケート (所要時間 20 秒) に回答し提出した。トライアル期間中の解約に伴う違約金や注意事項に関する説明を丁寧に受けた。また自社製品 (プロテインやウェアなど) の紹介を受けたが必ず買うように営業されたわけではない。トライアル期間中はこれら製品が割引で購入できるようだ。
9:25
最後に会員証を受け取り、店舗を後にした。ゆえに、初回レッスンは 30 分前の到着から解放まで約 2 時間程度かかることを想定しておきたい。
運動効果
たった 45 分のレッスンで、770 Kcal も消費できた。平均の心拍数は 174 BPM であり、高速漕ぎや立ち漕ぎの際にこれが特に上昇した。Apple Watch などの運動を記録できるウェアラブル端末があると後の振り返りやモチベーション向上に寄与するかもしれない。またレッスン中に時間の長さを感じることはなく、常に大音量の音楽とインストラクターの発声によりモチベーションは高く維持できた。参考までに同カロリーを消費できるスカッシュと同程度の疲労感であり、帰宅時には足がパンパンで痛かった。ダイエット目的であれば週に 2〜3 回ほど通う人が多いようだ。