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この世界の好きなとこ。世界で最も古くて大きい城で見る、ミュシャのアート

この記事は2020年のブログ記事をnoteに転載したものです。

ぼくたちがチェコの首都プラハを訪れたのは11月。

冬から逃げるように、北欧から南下していたけれど、ついに追いつかれてしまった。

でも、まだ雪は降らない。

まるで雪のような綿毛をつけた生垣。

誰かを待っているように窓から顔を出した犬。

もう待つのはやめてくれよ… お前の待っているお爺さんはもう…もう…

家の中にいるだろう!

バスの窓から撮影した空。

ヨーロッパの空は色彩が薄く感じる。この夕焼けもどことなく淡い。

プラハ城 聖ヴィート大聖堂

ぼくらがプラハ城を訪れた日はあいにくの曇り空。

プラハ城は少し高台にある城壁の中の建築群を言う。ドイツの古城のようなものはなく、王宮と言った方がイメージしやすいかもしれない。

そして、城の中には街と教会がある。

大聖堂。一歩踏み入れただけで、空気が変わる。

ステンドグラスに刻まれた聖書の物語。

その美しさに言葉を失った。

ぼくらの最大のお目当てはこのミュシャの描いたステンドグラス。

チェコの生み出した巨匠の作品は、他と違う存在感がある。

何がどう違いを生み出しているのかはわからないけど、でも、確かに違うと感じる。

写真では伝わらない、絵・色・線からひとつひとつが直接語りかけてくるような迫力が、あった。


プラハ城内でもこじんまりとしたクリスマスマーケットが。

手がかじかんだら、ホットワインを飲もう。


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なおたび
読んでくださって、本当にありがとうございました。