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家にある身近なアイテムでできる「ツボ温め」


日頃の疲れをラクにする「ポイント」がたくさんあります。

🌺体を温めるツボには、次のようなものがあります。

①気海(きかい)

場所は「おへそから指2本分下へ行った所」です。

「気」は元気・腎気の意 「海」は集まる場所 をそれぞれ指しており、全身の気が集まるツボと言われています。 刺激する事でエネルギー代謝が高まり、虚弱や下半身の冷えにも効果が期待できます。 押しやすい指でゆっくり押すのも効果的ですが、蒸しタオルをのせたり、お灸で温めるのも効果的です。 疲れた体には十分な睡眠や栄養のある食事を!

②次髎(じりょう)骨盤の中央にある仙骨のくぼみ(上から2番目のくぼみ)にあるツボです。左右に存在します

③丹田(たんでん)おへその下3~5cmあたりにあるツボで、関元(かんげん)とも呼ばれます。全身の気が集まる重要なツボとされ、心身をリラックスさせる効果や、睡眠導入効果、泌尿器の症状や生理痛などの女性特有の症状への効果などが期待できます。丹田を刺激するには、あぐらをかいた状態や寝転がった状態で両手のひらを重ねて丹田の上に置き、深呼吸します。押し込まず、そっと包み込むイメージで力を抜くと効果的です。丹田を意識した呼吸法(丹田呼吸法)を行うことで、自律神経の緊張をほぐしたり、疲労による機能低下を回復させる

④命門(めいもん)おへその真裏にある背骨の上にあるツボです。生命エネルギーの入り口として知られており、全身の不調を整える効果があると言われています。

命門の効能

腰痛、腎炎、頭痛、耳鳴りなどの症状の緩和

月経不順、おりもの、生理痛、閉経、不妊などの婦人科疾患の改善

遺尿、頻尿、尿痛などの泌尿器系疾患の改善

下肢麻痺、下腹部冷痛、脾胃虚寒などの症状の改善

  • 命門と関元(かんげん)を温めると、下腹部と腰が温かくなり、気持ち良さを感じます

  • 湧泉(ゆうせん)の裏の土踏まずの少し上にあるツボで、自律神経を整える働きがあります。冷えやストレスによるおなかの不調、不眠、高血圧、めまい、頭痛、疲労回復など、さまざまな症状に効果があると言われています。

  • 関元(かんげん)おへそから指4本分下にあるツボで、別名を丹田(たんでん)とも呼ばれます。元気のもとに関連しており、全身の疲れや胃腸の不調、泌尿生殖器系のトラブルなどに効果があります

  • 三陰交(さんいんこう)足の内側にあるツボで、婦人科系の不調や冷え性などに効果があると言われています。

位置

  • 内くるぶしの出っ張りから指4本分上、ふくらはぎの内側、脛骨の後縁にある

  • 足三里(あしさんり)膝のお皿の下にあるツボで、胃腸の不調や足のトラブル、歯痛などに効くとされています。

足三里の場所

  • 膝のお皿の下、靭帯の外側にあるくぼみ(「犢鼻(とくび)」)から指幅4本分下にある

  • 右足は右手で、左足は左手で、くぼみに人差し指の先を置くと、小指の先になる

  • 太衝(たいしょう)足の甲にあるツボで、目の緊張や頭痛、ストレスの緩和に効果があるとされています。
    【太衝の場所】

    • 足の親指と人差し指の骨が交差するV字のくぼみ

    • 親指の骨に沿って足首方向になぞると指が止まる部分

【太衝の効果】

  • 目の緊張を緩める

  • 頭痛、めまい、のぼせ、月経痛、月経不順などの緩和

  • ストレスの緩和

  • 肝臓の疲れ、肉体疲労、眼精疲労の緩和

  • 風門(ふうもん)背中の上部、肩甲骨の間に位置するツボです。東洋医学では、風邪の原因となる「邪気」が侵入する場所と考えられており、風邪の予防や悪化を防ぐ効果が期待できます。

風門のツボの場所

  • 下を向いた時に首の裏に大きくでっぱる骨から背骨に向かって数えて下2つ目の突起の骨のあたり

  • 左右外側の指2本分ほど離れた位置


風門のツボの効果

  • 風邪の予防や悪化を防ぐ

  • 肩こりや頭痛の緩和

  • 発熱、悪寒、嘔吐、めまい、腰背部痛などの症状に効く

これらのツボを刺激することで、血行が促進され、体が温まります。


✳️身近なツボ温めアイテムのご紹介
ツボの位置によって使いやすいものや自分の好みのアイテムを見つけて使用してみましょう!

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