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アトピー改善に「デザイン思考」を取り入れる。[後編(実践編)]

前記事の続編です。

アトピー改善のために「デザイン思考」を取り入れたい!と、プロセスにならって実践してみます。

実践項目は以下の3つです。

1. 着想
・生活を細かく項目立てる。
・痒くなる時や掻いている時はいつなのか、観察する。(バグリスト)
・肌の調子が良い時はどんな時なのか、観察する。
・食事内容を記録する。
・夫に観察してもらい、無意識に掻いている時を見つける。
2. 発案
・改善のためのアイデアを項目立てる。
・夫とブレインストーミングする。
・アイデアの中から、「有用性」「技術的実現性」「経済的実現性」を
 検討し、絞る。
3.実現
・アイデアを実践する。
・観察し、さらにブラッシュアップする。

1. 「着想」を実践!

(1)バグリスト
生活を細かく項目立てた中で、掻いている時を観察してみると、
●トイレ → 服を脱ぐ開放感から、太ももや背中を掻く。
●身支度 → 同じく服を脱いだ開放感から、腕を掻く。
●入浴 → 温まるからか、軽くではあるものの全身を掻く。
以上3つが、主に掻いている時。仕事中や電車の中など人の目があるところでは、顔をポリポリくらい。

(2)肌の調子が良い時はいつなのか(継続的に実感している項目)
●運動やサウナで汗を掻いた時(早めに汗を拭き取る、洗い流す。)
●便秘が解消されている時
●ミノンの保湿パックをして潤った時
改めて挙げてみると、項目が少ない。
それだけ、これをすれば良くなる!大丈夫!と確信している方法がわかっていないのだと再認識させられます。

(3)食事記録
これは、今月忙しくしていた事を言い訳にできていません。。

(4)夫からの観察
夫に、私が寝ている間に掻いているか聞いてみると、
4、5年前は私の掻く音で起きてしまう程だったが、今はないとの事。
朝起きて傷が増えている事もないので、掻いていたとしても強くは掻いていないのだと思います。 

2. 「発案」を実践!

(1)アイデア出し
本を数冊読み返したり、これまで得た情報(知人からのものや、ネット調べも含む)から、50項目くらい箇条書きにしました。その中から、「今試みている事、続けたい事」、「やってみたい事(かつ続きそうな事)」に絞りました。

●食事の管理
腸内環境の改善や、便秘解消を目指す。野菜を増やしたい。

サウナ
行く頻度を増やしたい。
あるいは、話題になっているらしい入浴剤「BARTH(バース)」を使ってみたい。

【BARTH(バース)とは】
まるで、美容液に浸かるような重炭酸入浴剤。疲労回復、温浴効果に余計な成分をそぎ落とし、リカバリーに特化しています。独自の技術でお湯を中性に保ち、重炭酸イオンを豊富に湯中に溶け込ませた薬用入浴剤です。髪・肌・身体の疲労を回復し、お風呂をもっと贅沢な時間へ。塩素を中和するビタミンCを配合。血流を促進し、代謝をアップ、疲労回復・体温の上昇をサポートします。
出典:@cosme

断食
昨年に一度(1日半のみ)試したのを月1くらいで続けてみたい。

鍼治療
昨年11月から通いだした(2週間毎)は、続けてみたい。現状、鍼灸による快方の実感はないものの、様子見したい。

運動
長年ずっと口だけで、ストレッチしかしていない。

皮膚科の通院
内服のアレグラ(2回/日)と、外用ステロイド・ロコイドリドメックス(炎症時。3〜4日毎)の処方。

(2)夫とブレインストーミング
1時間ほどブレストしました。率直に、とても有意義で、改めてこうした時間がとれてよかったです。
私にはない発想が出るのはもちろんですが、2人のベクトルを擦り合わせる事で私自身のモチベーションが上がりそうです。

●食事
野菜を多く取りたい、出来るだけ自炊したい思いではいるものの、仕事が忙しくなるとなかなか続きません。さらには、それが出来ていない事自体に気持ちが凹みます。土日に1週間分を作り置きをしていた時期もあったけど、外出もするし、毎週は難しい。
という状況を踏まえて、夫から「ベジブロス」の提案。
数年前に2人で1度だけ試みた事がありましたが、私には全く発想になかったです。

【ベジブロスとは】
「ベジタブル(野菜)」と「ブロス(だし)」を組み合わせた造語。野菜の皮やヘタ、種などの野菜くずを煮出した出汁。旨味があり「ファイトケミカル」という機能成分を多く含む。
※ファイトケミカル:ファイトケミカルは植物に含まれる天然の化学物質で、強い抗酸化成分免疫力増強効果があります。このファイトケミカルは、野菜を煮出すことでさらに含有量が高くなることが医学的に解明されてきました。
出典:Whoie Food「ベジブロスとは?」

[身近なファイトケミカル]
たとえば、赤ワインに含まれていることで話題になったポリフェノールも、ファイトケミカルの一つです。これも活性酸素を取り去る抗酸化力があります。  このほか、緑茶に含まれるカテキン、大豆に含まれるフラボノイド、ニンジンやカボチャなどに含まれるカロテン類など、現在発見されているファイトケミカルは約1500種類※。ほとんどの植物に含まれ種類も多く、バラエティーに富んでいます。
 ※分子構造をもとに推測される種類は1万以上あるといわれ、これからの研究が期待される分野です。
出典:大塚チルド食品

【ベジブロスの作り方】
レシピは、キナリノの記事を参考に試みる。

【ポイント】
・週に1度作る。
・30分煮込むという時間が、「身体のためにいい事をしている!→ もっといい事をしたい!」というモチベーションに繋がるのではないか。
・出来上がったベジブロスでご飯を炊く。野菜の副菜をとらなければ!でもとれていない!という罪悪感がなくなる。
・保存が3日間との事なので、1週間の残りの4日はパンや白米などにして、継続できるように工夫する。

サウナとBARTH
サウナで汗をかくことは身体に合っているようで続ける事で良くなりそう!という実感はあるものの、すぐ近所にはなく、頻繁に行けない。
(有用性:◎、技術的実現性:×)
その反面、BARTHは手軽。まずは試して肌に合わなければ即中止。

断食
いくつかのネット情報を参考に自己流でやった事と、後半少しふらつきがあった為、続けるならもう少し調べたり病院指導なども視野に入れる。
なので一旦保留。

運動
なかなか実行できない。続かないストレッチも、昨年末くらいからやっと定着した感じ(寝る前の簡単なもの)。冬だと余計に億劫になってしまう。
ならば室内で気軽にできるように、足踏みステッパーだ!と。
買う前に量販店で試してみることにする。

鍼と皮膚科
続行。

ついつい掻いてしまう時の対策
ガマンできる程なのに、癖になっているのかつい掻いてしまう。撫でる、触る程度の時も多い。
気持ちいいから掻くので、代替となる行動をすればいいのでは?と、最近伸びをする事にしている。割といい。掻く時間が減っている。
・すると夫が、手を身体に向けさせなければいいのだから、トイレなら左右の壁に指(1本ずつ)をつけては?と。笑笑!
・あとは耳ツボを押す。耳にはたくさんツボがあるから、指を壁につけるよりはだいぶ有意義!笑

という感じで、2人でたくさん笑ったところでブレスト終了しました。

3. 「実現」を実践!

(1)アイデアを実践
●ベジブロス作り早速今夜作ろう!と言ってくれた夫。率先してくれたのがとても有り難く、モチベーション高いうちのプロトタイプです。
こうやって一緒にキッチンに立つキッカケになるのもいいなと思いました。

グツグツ!

ザルで濾して、

黄金色スープの出来上がり!

これでご飯を炊きました。

普段の白米を炊いただけより、しっとり感が減ってた感じでしたが(炊き方かも?)、味も強くなく食べやすい。続けられそうな印象です。

BARTH
さっそくAmazonでポチッと。

足踏みステッパー
流行りは過ぎ去った感のある笑、ステッパー。実際、新宿で行った量販店には展示品なく、別日に郊外でみつけました。
体感良く、こちらもAmazonポチッ。

●トイレで耳ツボ
ブレストした後のトイレで早速。まずは両壁に人差し指を当てて、1人トイレの中で笑いました。壁と交信してるみたいだった!!笑
こんなに楽しめるなんて、これはブレストした甲斐がありました。

(2)観察・ブラッシュアップ
まずはプロトタイプで始めること。そして私自身はもちろん、夫にも無理がないこと。続けることのできる方法を探って工夫して行くことが大切だと思っています。しばらく観察して、また記事に載せる予定です。

本を読み活用することで、私なりのイノベーションが起こせますように!



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